発掘 | 理学療法士養成校教員 下井ゼミ研究ノート

発掘

最近、福澤諭吉先生に個人的にハマっています。


先日、北康利著『福沢諭吉 国を支えて国に頼らず(上・下)』(講談社文庫、2010)を読み終えた後、本屋さんの平積みで『現代語訳 学問のすすめ』(福沢諭吉著、齋藤孝訳、ちくま新書、2009)を見つけ、早速読んでみました。



新・下井ゼミ研究ノート-学問のすすめ現代語訳



最初は、もともとの文語体では読めないだろうと思って、この本を購入したのですが、読み進めてみると、この部分を福澤先生は実際どう書いているのだろう、と思う部分が多く出てきてしまいます。

人間欲が出るものです。しょぼん


そうなると、文語体の『学問のすすめ』が読みたくなってしまいます。むっ


と、そんなゴールデンウィークに、保管してもらっていた実家の荷物を整理しに愛媛県大洲に行きました 。そこで、昔の本棚を整理していたところ、なんと見つけてしまったのです。


『学問のすすめ』をショック!



新・下井ゼミ研究ノート-学問のすすめ


カビだらけでページもボロボロですが、偶然にも求めていた岩波の文語体の『学問のすすめ』ですにひひ

みつけた本は、昭和17年に第1刷され、これは昭和23年の第3刷です。


新・下井ゼミ研究ノート-学問のすすめ2

太平洋戦争中にもかかわらず発行されたということを考えても、『学問のすすめ』のベストセラーたるゆえんが感じられます。ショック!

しかも「定價四拾五圓」って…

新・下井ゼミ研究ノート-下井文庫

最後のページには「下井文庫」のゴム印が。

たぶん下井の父親が読んでいたものだと思います。得意げ


これも何かの縁なので、栃木に持ち帰って読んでみました。


【続く】