35歳までに身に付くか それは職業の問題? | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

ちきりんさんのブログ。



ファーストキャリアを選ぶ基準として
4つの能力が身につくかどうか
という基準を示しています。
(身に付く職業を選んだ方いいよね、というアドバイス)

その4つの能力はコチラ。

1.リーダーシップ
2.生産性の概念
3.マーケット感覚
4.自分のアタマで考えるスキル


そして、逆にそれらの能力が
身につかない組織の特徴も
列挙されているのですが、

その特徴を一つひとつ見てみると、
これがまた見事なまでに全て
公務員に当てはまってしまうという
スーパー残念な感じ。


ここからは私の考えです。


つまり、
公務員になると、
35歳までに社会人としてイケてる側になるために
身に付けておくべき4つの能力が身に付かない
ということ。



それは即ち、
公務員は人材市場での価値が低いということです。



だから、公務員を辞めて転職しようと思っても、
なかなか買い手がつかないか、
買い叩かれるということです。
(外郭団体などへの天下りは、
開かれた人材市場での話ではないので別)

転職なんてしなくてもいいんだけど、
できるけどしないのと、
そもそもできないのでは、やっぱり意味が違う。

それに、
今、“公務員”であるからといって、
引退までずっと公務員であるかというと、
必ずしもそうではないでしょうし、
(郵政や国立大学のような例もあります)

仮に公務員のままでい続けたとしても、
公務員が安定な職業かどうかなんて
実際には担保されていません。



とはいえ、
公務員が“身に付かない職業”であるというのは、
公務員の一般論であって、自分自身が特殊解になることを
誰も禁じてはいません。



一般的には公務員じゃ身に付かないと言われたって、
自分が必要だと思えば、
身に付ける場所は自分でいくらでも作れます。


職場で新しい企画を作ってチームを引っ張る
庁内の若手のプロジェクトチームに参加する
課外活動で自ら新しい団体や事業を立ち上げる


とかね。



公務員は今回例示されているような
必要な能力が“身に付かない職業”である、

わけではなくて、

公務員になった自分が、
“公務員の普通”に流されることを選んだときに、

自分にとって公務員という職業が
“身に付かない職業”として確定するということ。



所詮、うちら公務員なんてさ、

なんて言って、傷つくことから逃げたりすることが、
一番、公務員という職業を残念な職業にしている

のかもしれませんよ。








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5月27日ブログ記事「1年ぶりに帰ってきます、アノ企画が」
http://ameblo.jp/shimada10708/entry-12164482549.htm