「ゆう活」賛否両論。 | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

おはようございます。

7月1日から始まりました「ゆう活」。
国では勤務開始を1時間早め、その分就業時間も1時間早める取組「ゆう活」が始まっていますが、賛否両論のようです。

キツイ…「ゆう活」に公務員が戸惑ってる
http://matome.naver.jp/odai/2143580022102867001


戸惑っている・・・と言えば、戸惑っているかもしれません。


記事にもありますが、キツイのは、早く登庁しても、結局早く帰れるわけではないということ。

以前もブログで同様のことを書きました。
7月2日記事 「ゆう活」はじまりましたっ!・・・が?

まぁ、それもその日の業務量によりますが、国会対応などが当たれば、かなり被害は甚大かと思います。そうでなくても、私のいる広報チームは、大臣の記者会見の前日が終電間際(もしくは間に合わない)になることが間々あるので、チーム内で申し合わせて、その翌日は従前どおりの出勤時間にするといった運用をしています。


それでも私は、個人的には早く帰れない日が多いのですが、それでもこの「ゆう活」自体は評価したいと思っています。


というのも、世間で報じられているほど現場は悲惨な状況ではなく、少なくとも私のいる地方創生推進室は管理職が声掛けしてくれることもあり、比較的帰りやすい雰囲気。実際、早めに帰る人も増えたように思います。


今まで定時退庁の呼びかけにも、なかなか応じていなかった推進室内が、早く帰ってもいいという雰囲気になっているのは、とてもいいことだと思うのです。


定着にはまだまだハードルがありそうですし、業務の都合でしんどい思いをしている職員も少なくないのかもしれませんが、官の率先行動として、家族との時間云々、保育園に預ける時間云々、それは色々あるんだと思いますが、まずは出来る省庁の出来る職員から、ということであれば、実施する意義はありそうです。


まず、出来る職場、出来るスタッフがやる。
そして、課題として保育園に預かる時間のことや、夜間に及ぶ業務の課題が指摘される。
それを受けて、保育園側や職場で、早朝登庁へ対応できるところが少しずつ出てくる。
そういう「対応できるところ」に関係するスタッフが、新たに「ゆう活」に参加できるようになる。
ますます保育園側や職場で対応できるところが増えてくる。。。

といったスパイラルが回るために、まず最初のひと回し。

私も「ゆう活」の恩恵を受けられるように、もっと日中の仕事をがんばります(T▽T;)