課題は地域に、資源も地域に | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

おはようございます。

今日は明日の大臣の記者会見の準備をするため帰宅が深夜になる日。朝からそのことを思って、ちょっとドンヨリしています。せめてタクシーにならないことを祈ります。



昨日は、ブログにも書きましたとおり、地方創生コンシェルジュとして出張に行ってきました。


例によってその内容を具体的にお伝えすることはできませんが、

地域にとってそれって本当に課題?

というところは、お互いにじっくり掘り下げて、様々な要素も並べてみて、考えてみることは重要だなと感じました。



課題だと思っているのは、つまりは

それを解決すべきと考えているのは
行政だけかもよ?


という問いは、どの地域に行っても強いインパクトを残します。


「衰退した林業を復活させないと地域に雇用が生まれず、人口減少に歯止めがかからない」
ってホント?地域の住民は既に地域の外に職を得ているのでは?林業にそれほどの雇用吸収力がありますか?とか。

「商店街を維持しないと駅前に賑わいが戻らず、中心市街地の空洞化が止まらない」
ってホント?今の若者は商店街に集まりますか?商店街がお客としている層が高齢化して、維持したところで駅前まで出てこられないのでは?とか。


でも、一旦、それが仮のものであったとしても、課題を設定した後に、

地域にはアレもコレもあるよね?

という資源の洗い出しは、小さな粒であっても結構見つかるもので、あとはそれらをどうトータルでデザインするのか。空間的に線で結ぶのか、時間的に順序で並べるのか。


それは今回、外部から助っ人にも入っていただいたので、私の出る幕はありませんでしたが、今後も地元と私たち地方創生コンシェルジュと外部からの“よそ者”とで、引き続き磨いていけそうな気がします。


とりあえず今回のところは、地方創生に必要な

キッカケの「場」のデザイン

を自分で手がけられたのが大きな収穫でした。