手間がかかる=面白い! | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

おはようございます。

昨夜は事務所で終電間際まで「よる活」をして、帰りの電車の中でも「よる活」をして、今日の出張に備えている島田です。



今日は出張です。


仕事の内容になるので詳しいことは書けませんが、内閣府地方創生推進室のスタッフが、どこかの地域にお邪魔いたします。


これは私が「地方創生コンシェルジュ」という立場で携わる業務です。普段、事務所で過ごす時間の大半は「広報担当」の立場で仕事をしていますが、時々、別の立場で(というか常に両方の立場ではあるのですが)仕事をします。

地方創生コンシェルジュというのは、自治体からの地方創生関係の相談窓口。ご相談の内容に応じて、専門の機関をご紹介したり、予算や事業を持っている省庁をご紹介したりします。

そのような立場での出張ですので、当然お客様としての自治体がいるわけで、いろいろな調べものをして備えているうちに、昨夜は帰りが遅くなってしまったというわけです。確かに既存の業務フローで処理できるわけではなく、個別事案ごとに考えながら対処するので、手間はかかるのですが、


この仕事が面白いんですよ、私は(笑)


もちろんルーティンではなく、相手の事情に合わせてアレコレ考えて、
「本当の課題は何なのかな」
「あの制度を紹介しようかな」
「あの人と引き合わせてみようかな」
といった具合です。

それほど事案が発生しないのが少々残念なのですが、普段の一定のルール下で進める広報業務や、昨年度まで携わっていた特区の仕事と比べても、私が一番シックリきている仕事なんです。

今日の出張先のお客様には、どのような価値をお届けできるのか、今からすんごい緊張すると同時に、ものすごく楽しみです。


様々な地域の様々な地方創生。


それらへの処方箋が一つで済むわけはなく、財源だけお配りすれば済むわけでもないのは、国も地方も多くの人が気付いていること。


だからこそ、予算も権能も持たずに平場で地域と向き合えるこのような仕事こそ、大切にしたいと思っています。


それでは、行ってまいります。