芳村思風一語一会 vol.5659
☆☆☆☆☆
あんなことがあったからこそ
人生は解釈力で決まる
☆☆☆☆☆
人生は解釈力で決まる。
過去の出来事や苦しかったことを、
「あんなことがあったから、こうなってしまった」
ではなく
「あんなことがあったからこそ、今がある」
と考えられるかどうか。
「あんなことがあったからこそ」
と考えられた時
未来だけでなく、過去も変わる。
起こった事実は変わらないが、
意味や価値が変わる
物ごとには、どんなものでも二つの側面がある。
臆病な人と慎重な人。
頑固な人と意志が強い人。
優柔不断な人と思慮深い人。
行き当たりばったりと臨機応変。
明るい人と軽い人。統率力がある人とワンマン。
同じような性格でも、
プラス面を見るのとそうでないのとでは、全く違ってくる。
人間は、ほめられると、その人の前では
その面をだそうとして、ついつい意識してしまう。
明るい人でも、
いつもどんな時でも、
どんな人とでもそうとは限りらない。
常にゆらいでいる。
宇宙には、秩序を求める働きがある。
片方に触れすぎると元へ戻そうとする働き。
プラスとマイナスがバランスを取り合っている。
どんな素晴しい改革も不利益を受ける人間が半分いる。
かといって変化しなければ成長はない。
どんな素晴しい改革でも不利益がいる人が半分いることを自覚して、
その人たちのことを考えながら、改革を進めていくこと。
事件や犯罪があるから、
どうすれば事件や犯罪を防ぐことができるか、
減らすことができるかと考えることで、社会は発展する。
問題が起こることで、
修正すべき点や改善すべきことがわかる。
プラス思考だけでなくてもいい、
時にはマイナス思考になるときもある。
プラスもマイナスも含めて、不完全を生きる。
矛盾を生きる。
命の痛みを伴った体験は、眠っていた潜在能力を目覚めさせ、
経験として活かして人間を成長させてくれる。
人間力とは、ものごとの解釈力のこと。
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
※新刊 2025年1月発売
「ほんとうの自分が見える55の問い」
著:芳村思風 文芸社
※芳村思風の講演会・勉強会の案内
・2月1日(土)東京思風塾
13:00~15:30 ZOOM
参加費:5,000円
芳村思風一語一会 vol.5658
人間は、完ぺきではないが、必要なものをすべて持っている
☆☆☆☆☆☆☆
完璧をめざすな
不完全を楽しみ、成長し続ける。
☆☆☆☆☆☆☆
完璧な人間はいない、だから成長できる。
生きているということは、変化していること。
人間は、不完全だから、完成や完璧でなくてもいい。
神さま、仏さまは完璧。
完璧になると、人間ではない、神さまや仏さまになる。
人間ではなくなる。人でなくなる。
「人でなし」になる。
完璧にならなくてもいいけど、変化し続けること、
完璧を目指して、成長し続けることが大切。
変化し続けるためには、感性で問い続けること。
感性は問う力。理性は答えを出す力。
感性で問い、理性を使って答えを探す。
答えを持つことは大切。
もっと大切なのは、「これでいいのか」と問い続けること。
出てきた答えに縛られないこと。
常識に縛られないこと。
理性に縛られないこと。
縛られると、違う考え方の人と対立する。
違う考え方の人を説得しようとする。
どんな考え方・意見も否定はしない。
相手の考え方・意見のいいところ、
自分の考え方にないところを取り入れて、
自分の考え方・意見を成長させる。
完璧なものは何もない。
真理も、ひとつではない。
答も理念も固定させる必要はない。
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
※新刊 2025年1月発売
「ほんとうの自分が見える55の問い」
著:芳村思風 文芸社
※芳村思風の講演会・勉強会の案内
・2月1日(土)東京思風塾
13:00~15:30 ZOOM
参加費:5,000円
問合せ
思風庵哲学研究所
※「感性論哲学 芳村思風」で検索
芳村思風一語一会 vol.5657 ☆☆☆☆☆☆ 降りかかる苦難の中に使命あり ☆☆☆☆☆☆ 使命は、出会いや出来事の中にある。 命の痛みを伴うような出来事・経験は、 そこに自分のやるべきこと、 使命があるということを教えてくれる。 自分に起こることは、 すべて自分が成長するために、必要なこと。 乗り越えられない問題はない。 今ここを真剣に生きることで、 未来だけでなく、過去も変わってしまう。 「あんなことがあったから、こんな風になってしまった」 ではなく、 「あんなことがあったからこそ、今こうなれた」 と思える日が必ず来る。 後になって、苦しかったことが、 人生の転機になったと気づくことができる。 どん底の時でしか気がつかないことや 出会えない人や見ることができないことがある。 失敗したおかげで何が大切なのかを知ることができる。 苦しんだからこそ養われる精神力がある。 本物の実力ができる。人間の深さができる。 今を真剣に生きれば、未来だけではなく、過去も変えられる。 体験は、肉体を通して学んだ事実であり、 経験は体験から学んだ知恵になる。 自分が人生で経験した困難・苦難の体験こそ、 その人にしかできない使命を教えてくれる現象。 それをトラウマとして捉えている限り、 自分の人生の目的はわからない。 「使命とは、この命の使いどころ」 「使命とは、この命何のために使うか」 「成功するためには、苦労しなければいけない」 と思っていると本当に苦労や問題がやってくる。 自分が思っている通りになる。 そこに自分の天分素質があるなら、 時間も忘れ、食事も忘れるほど、打ち込める。 夢中になれる そんな時は、どんな出来事も苦労や問題とも思わない。 誰もが一所懸命にやっている 必死になったとき、道は開ける。 必死になるとは、「これしかない」 と決断すること、覚悟を決めること 心の底から夢中になれること 大切なことは、『今、ここ』。 今ここを精一杯生きること。 問題や悩みは、自ら求めるものではなく、 母なる宇宙の計らいによって与えられたもの。 乗り越えられない問題はない だから降りかかる苦難の中に使命がある やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ ※新刊 2025年1月発売 「ほんとうの自分が見える55の問い」 著:芳村思風 文芸社 ※芳村思風の講演会・勉強会の案内 ・2月1日(土)東京思風塾 13:00~15:30 ZOOM 参加費:5,000円 問合せ 思風庵哲学研究所 ※「感性論哲学 芳村思風」で検索


