芳村思風一語一会 vol.5661
ゆらいでいるけど、ぶれない。
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生きることは変化し続けること
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命あるものは、変化している。
命あるものは、感性の働きにより、
調和を模索し調和を求め続け、
合理的なあり方を模索し、
合理的なものを求め続け、
統合を模索し統合を求め続けている。
命あるものは、静止していない。
固定されてはいない。

人間は不完全。
完全をめざしても、永遠に完全なものになることはない。
完璧・完全になる必要はない。
不完全であることを自覚し、
より完全に、より完成に近づく努力をし続けなければならない。

命を生み出した宇宙もまた
エネルギーのバランスを模索し続けながら動き続けている。

宇宙には、定まった原理はない。
宇宙は、法則に従って動いているのではなく、法則を作り出しながら生きている。
宇宙そのものも、ゆらいでいる。
物質の究極の姿は、ゆらぎ。

一気に大きな変化を作り出す必要はない。
小さなことから変化させる。
小さな変化の積み重ねが、気がついたとき大きな差となっている。
「ほんのちょっと」でいい。
変化しないということは、成長しないということ。


経営者は、社員と一緒の仕事をしてはいけない。
経営者の仕事は「利益の出る仕組みを作り続けること」
そして、「よりよい方向性への変化をつくり続けること」

感性論哲学の真髄「ゆらいで候」
  

 やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ 
 
※新刊 2025年1月発売
「ほんとうの自分が見える55の問い」
著:芳村思風 文芸社



※芳村思風の講演会・勉強会の案内
・2月1日(土)東京思風塾
13:00~15:30 ZOOM
参加費:5,000円

問合せ
思風庵哲学研究所
※「感性論哲学 芳村思風」で検索

芳村思風一語一会 vol.5660
☆☆☆☆☆ 
問題は、あなたを苦しめるためではなく、成長させるためにある。 
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どの道を選んでも、問題のない道はない。 
問題が大きければ大きいほど、 
乗り越えたとき、大きな力となる。 
 
問題のない道が、正しい道ではない。 
問題がないことが問題。 
問題を感じる感性が鈍っている。 
問題は、出てきて当たり前。 
 
予想もできない、とんでもない大きな問題がでて きたときは、 
「天は、オレを大人物にしよってか!」 
と考える。 
 
問題は、天から与えられるもの。 
問題から逃げないこと。 
問題がでてくることを嫌ってはいけない。 
問題がでてこないことを願ってはいけない。 
悩みや問題がないことが、幸せではない。 
問題を乗り越えることが人生。 
問題がないのは、成長がないということ。 
 
これでもか、これでもかとやって、
万策尽きたと思ったとき、 
それでももう1回、 
なんとかしたいと問題にぶつかっていった時、 
眠っていた潜在能力が目を覚ます。 
問題を乗り越えるキッカケや力がついてくる。 
問題を乗り越えるヒントや後押しをしてくれる人との出会いがある。 
 
簡単に乗り越えられる問題は、問題ではない。 
乗り越えられないと思うのは、 
「今の実力では」 
「今までのやり方では」 
できないということ。 
 
実力は、失敗の連続が作る。 
失敗したことのない人はいない。 
大きな問題にぶつかり、 
何度も何度も繰り返し、繰り返し、繰り返しやって、 
もうどうにもならない状況になったとき、 
さらにもう一回「なにくそっ!」
とトライできるかどうかが、 
潜在能力が目を覚ますかどうかの分かれ道。 
実際にそんな場面にならないとどうなるか、 
わからないものだけれども、 
頭でわかっているだけでも違ってくるもの。 
 
問題が出てきたから、選んだ道・決断が間違っていたのではない。 
人間は不完全だから、どの道を選んでも問題は出てくる。 
問題のない道はない。 
問題が出てきたとき、別の道・他の方法を選択すればよかった・・・ 
という思いが、問題へ立ち向かう気力を衰えさせる。 
 
自分が選んだ道が最高の選択だ!と自信を持つこと。 
答のない問題はない。 
大切なことは、選んだ道から出てくる問題を乗り越え続けること。 
問題があなたを成長させてくれる 
  

 やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ 
 
※新刊 2025年1月発売
「ほんとうの自分が見える55の問い」
著:芳村思風 文芸社

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芳村思風一語一会 vol.5659
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あんなことがあったからこそ 
人生は解釈力で決まる 
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人生は解釈力で決まる。 
過去の出来事や苦しかったことを、 
「あんなことがあったから、こうなってしまった」 
ではなく 
「あんなことがあったからこそ、今がある」 
と考えられるかどうか。 
 
「あんなことがあったからこそ」 
と考えられた時 
未来だけでなく、過去も変わる。 
起こった事実は変わらないが、
意味や価値が変わる

物ごとには、どんなものでも二つの側面がある。 
臆病な人と慎重な人。 
頑固な人と意志が強い人。 
優柔不断な人と思慮深い人。 
行き当たりばったりと臨機応変。 
明るい人と軽い人。統率力がある人とワンマン。 
 
同じような性格でも、 
プラス面を見るのとそうでないのとでは、全く違ってくる。 
人間は、ほめられると、その人の前では 
その面をだそうとして、ついつい意識してしまう。 
明るい人でも、 
いつもどんな時でも、 
どんな人とでもそうとは限りらない。 
常にゆらいでいる。 
 
宇宙には、秩序を求める働きがある。 
片方に触れすぎると元へ戻そうとする働き。 
プラスとマイナスがバランスを取り合っている。 
どんな素晴しい改革も不利益を受ける人間が半分いる。 
かといって変化しなければ成長はない。 
どんな素晴しい改革でも不利益がいる人が半分いることを自覚して、 
その人たちのことを考えながら、改革を進めていくこと。 
事件や犯罪があるから、 
どうすれば事件や犯罪を防ぐことができるか、 
減らすことができるかと考えることで、社会は発展する。 
問題が起こることで、 
修正すべき点や改善すべきことがわかる。 
 
プラス思考だけでなくてもいい、 
時にはマイナス思考になるときもある。 
プラスもマイナスも含めて、不完全を生きる。 
矛盾を生きる。 
 
命の痛みを伴った体験は、眠っていた潜在能力を目覚めさせ、 
経験として活かして人間を成長させてくれる。
人間力とは、ものごとの解釈力のこと。 
  

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著:芳村思風 文芸社

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