I君 との先先週くらいの会食でおすすめしてもらった、
”過剰と破壊の経済学”を読みました。
- 過剰と破壊の経済学 「ムーアの法則」で何が変わるのか?
- (アスキー新書 042) (アスキー新書 42)/池田 信夫
- ¥760
- Amazon.co.jp
I君との会食では、
坂の上の雲や、逆説の日本史や幕末論にはじまって、
しまいには、
「日本のインターネット業界が、
こんなにアメリカに侵食されていてはいかーん!」
という議論になったあげく、この本をオススメしてもらいました。
「半導体の集積度は18ヶ月で2倍になる」という
”ムーアの法則”にしたがって、
今のインターネットにおけるイノベーションをはじめとする
いろいろな破壊的変化が起こっていて、
それに基づいて正しく展望をしてきた企業は成功しているし、
見誤って大変なことになった企業もある。
というようなことを伝えている本。
その中で、日本の企業は、ウェブ・サービスの世界では、
影が薄いことも述べられており、その原因についても示唆している。
まだまだ僕らが、
その破壊性を生かした突出したウェブ・サービスが作れてないという
ことを強く指摘された気がするので、
心新たにしっかりアメーバを育てるべく、気合を入れていきたい。