今更ながらブログとは、日記というとても個人的なモノを全世界に発信している、という相反する性質を併せ持っていながら多くの人に支持されているのです。誰が見ているか分からない、でもその人の裏側を垣間見る事が出来るという部分に期待もされている。
なーんて事を前置きにしたりして我ながら言い訳がましく思いますが、先日のバンドライブ終了後の私の心情を吐露すべきかどうか迷っていたのでした。つまり、すごくネガティブに偏っているのです…。
今まで、出来るだけダークな要素は排除して、半ば自分を鼓舞するような表現を意識的に使うようにしていたのですが、まあ1年以上も続いてそろそろ「もともと日記だしな」と開き直って来たんでしょうかｗ
ストレスを貯めこむ人と、上手く切り替えて発散する人がいるとすると私は間違いなく前者です。しかも、出来るだけ口に出したりしないように心掛けます。理由は、別に周囲に配慮して心配させまいとしているわけではなくて、何らかの形にしてしまうと尚更自分の中で大きな存在になってしまう事が、今までの経験として多かったからです。で、何時の間にか人知れず解消する（ように努めるｗ）。そんな事を繰り返していたように思います。
今週は特に土日もほとんど外出しなかったせいか、月曜からずんと重たく感じていて火曜は午前中起きられず、半日仕事をショートカットしてしまいました…(-_-;) 多分、この時点で心療内科を受診していたら何らかの病名が付いていたかも知れません。軽うつとまではいかないにしても「プチうつ」くらいではないかと…。
サラリーマンだからまだ許されるんでしょうが、流石に午後は「このままじゃいかん」と思い直して出掛けました。
昨晩も四谷コタンでは、私の尊敬するミュージシャンたちの競演があったものの、こんな不安定な状態で彼等の音楽に触れたら人前でさらせないほど乱れてしまう恐れを感じていたので、残念ながら今回はパスしました。木村さん、出演者の皆様、顔を出せず申し訳ないっす。
で、こんな時は歌うしかない！と思い立って、今日は仕事を終えてからスタジオに行って次回ソロのための練習をしたお陰で、今は少し復調しかけています。ライブの事を考えている間は、少々辛い事でも乗り切れる気がする。こう考えると、昨年からソロでもライブを演るようにしたのは精神的な均衡を保つための必然だったのかも知れませんね。
2月は体調も崩し気味でしたし、まさに｢健全な精神は健全な肉体に宿る」を痛感します。オリンピックも終わったし、夜更かしもなるべくしないようにして暖かい春がやって来れば、今は少しだけずれている歯車も上手く回り始めるような気がしない事もない？
そんな寒い雨の夜でした。あー、もうこんな時間だよ～（；´Д｀）