本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
書評でつながる読書コミュニティ 本が好き!
の献本抽選にて当選しました。
ありがとうございます。
101%のプライド……飛び出た1%への想いはいかに?
【本書で真似したいこと】
未来練習ノートを書きたくなります。
【気になった抜粋】
結果ではなく、示すべきは、戦う姿勢なのだとそれこそが男のプライド、勝つか負けるかの勝敗については深く考えない、勝つために何をするかに焦点を合わせるのだ。
失敗を恐れ何もしない者は、才能を発揮することはできない、与えられた才能は、最大限に努力して伸ばさねばならない。
何かを求めることをハングリーというならば、ハングリーさはある、しかし、何かを求めることと、欲とは違うと思う。
ボクシングの根本には、闘争本能が必要であって、戦いで勝つためにはどうすればいいかを考えることが練習方法を変え、ひいては試合でのヒントにもなる。
「金髪はかまわん。見た目はいいけど、行動、中身まで人間を外れたら、あかんぞ」。
「村田君! 運はもらうもんじゃないよ。自分で作り出すものですよ」。
年下のしかもアマチュアの僕に対して、わざわざ話しかけてくれ「今日はありがとうね。なんかオレのいいとこ、悪いとこなかった?」と聞いてくれたこと、この人は自分が強くなるためには、「オレが魔裟斗だ」というプライドよりも、研究、努力されることを優先するのかと思った。
【響いた抜粋と学び】
とにかく僕のツボにはまったのが、小学校のときにやっていた「ごっつええ感じ」、死んだはずの松ちゃんが、ガラッと出てきて「僕死んだ?」と聞く、葬式のシリーズ。
1%のとびでたプライドはさておき、まず僕の目が見開いたのがこちら。伝説のバラエティ番組「ごっつええ感じ」の話題。キャシー塚本、ゴレンジャイ、Mrベータ、やすしくん、放課後電磁波クラブ、産卵、パイマン……中学時代の思い出は「ごっつええ感じ」に集約されています。月曜日の朝挨拶はそこそこに「見た?」から始まったなぁ。
本を書く人がこういう親しみやすい話題を提供してくれるなんて珍しいです。幻冬舎さんだからか?(自費出版だから)。
若干本全体の文章が荒く感じますが、それがボクサーぽくて味がでています。
日本人の強みとは何だろう? 僕は、最後まであきらめない精神力だと考えている。
外国人選手は、プロでもアマでも、勝つためには、手段を選ばずどんなことでもやっってくれる、対して日本人はフェアすぎるほどフェアだ。
日本人としての高貴な誇りこそが、日本人が世界で勝つための強みかもしれない。
日本人の部分を強調しています。日本人は裕福な生活をしている人が多いためスポーツの世界では特にハングリー精神に欠けるとはよく言われますね。
実際に、サッカーを見ていると他の強豪国は真剣そのものですよね(もちろん日本も真剣なんですが、レベルが違う感じがします)。
スポーツがすべてではないので、つけくわえると近年では中国やインド、ベトナムなどに製造業の仕事がとってかわられている印象ですが、精密機械の分野では、ジャパンアズナンバーワンのようです。
例えば日本で爆発的人気を誇るiPhoneですと外観は発展途上国で作っていますが、内部の機械など細かいところはメイドインジャパンです。これこそが日本への信頼そのものです。
介護で考えても同じです。ジャパンアズナンバーワンになる部分は何か? おもてなしです。挨拶です。礼儀です。他国ではできていないのが当たり前が日本では当たり前にできるレベルなのです。
ボクシングには人を更生させる力がある、ボクシングほど、やり始めると無我夢中になれる競技はないだろう、お酒やタバコと一緒、中毒性が他のスポーツより強いと思う、それは、生きるために拳で殴って目の前の敵を倒す、という原始時代の先祖からDNAに植えつけられた動物的本能に近い競技性を持っているからではないか、その本能が刺激され、はまってしまうのだと思う。
人間の本能……より動物的な部分に触れることでボクシングをする人だけでなく観る人までも魅了してしまいますよね。
介護現場では殴り合いを実践するわけではありませんが、本能の部分を大切にすることがこれからの介護に必要なのかと感じています。
部屋の匂いだとか、見た目の綺麗さ、ご飯の味、トイレの清潔感、対人援助技術うんぬんをレベルアップさせることも大事。それはもちろん。そして、5感に訴える本能的な部分も大切にすることも大事です。
人が集まると、そこに集団心理が働くのはわかる、責任を回避するため、集団の中に誰か一人だけ悪者を作りたがる、それはきっと職場などでもそうだろう、誰かをスケープゴートにすれば、失敗したときの責任を負わなくて済む。
バスケットを僕は30歳までやっていて、後輩に言われたことがあります。
「バスケはチームスポーツだから個人のやり方を尊重しすぎるとうまくいかないですよ。岡本さん、一人の人をひいきしていくんだったらチームスポーツじゃなくて個人種目やった方がいいですよ」
そのときはバスケットが好きだったので、後輩の言葉は僕の心に素直に響かなかったけれど、今なら自分がどちらに向いているのかわかる。
僕は今まで集団でやっていくことが多かったけれど、個人で物事をやり遂げることの方が好きなんだと。
福祉の仕事はチームワークが大事とされています。僕自身今は福祉に向いているのか、これから何をやりたいのか、ちょっと考えている時期です。
【編集後記】
最近ハマっているのが……モーニングコーヒーならぬ、モーニング甘酒!
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粉末タイプの甘酒を発見し朝からいただいています。たまに飲むと美味しいです。
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