千円札は拾うな/安田佳生 | ブログ

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おはようございます。

岡本大輔です。



昨日紹介した




あの書籍を読んでから

今から6年前を振り返りたい


そう思いました。


僕の本棚から・・・


本棚の奥にある

一冊に手を取りました。


↓↓↓



安田 佳生
サンマーク出版
発売日:2006-01-20


















6年前ベストセラーになり

僕の人生に影響を与えた一冊です。


昨年5月にも紹介しています。

↓↓↓

千円札は拾うな/安田佳生





今回は反面教師として

本書を学んでみましょう。



抜粋です。

↓↓↓

自分でできることは自分でしない・・・

朝の掃除について。


本書では社員ができることを

社員にあえてやらせないと

ありました。


早朝の掃除などは

重労働になり、その時間は

掃除ではなく仕事をしたほうが

効率的だと説くのが安田さんでした。


・・・しかし、それは違うと

いうのが今回の民事再生法適用の結果

ではないでしょうか?



やはり、早朝の掃除など

自分たちの会社を自分たちで

掃除することは

”重労働”ではなく必要な行動だったんです。



よく、トイレの汚い会社、お店は繁盛しない


という言葉があります。


これは本当にその通りで、


トイレを綺麗にしない会社にいる社員は

どういう社員なのか?というと


面倒くさがって何もやろうとしない。

自分から動けない社員です。


以前の職場で

掃除をしない会社がありましたが、


そこにいる社員がどうだったか?

というと、人間関係のトラブルなどが

絶えない場所だったと思い出しました。



ウォルト・ディズニーも昔、

ディズニーランドができたときに

掃除を外注していたけれど


自分の思い描いた状態にしてくれないから

外注をやめて、自分たちで掃除するようにしました。


それが今日の繁栄につながったのです。


医療・福祉関係の話で言えば・・・

病院の看護師にいじめが多いと

聴きます。


詳しい話はさておき、

今までであった看護師は全員言います。

「病院の看護師は掃除するヒマがない」と。


「あかりデイサービスに来て

初めて掃除をした」と。


でも、

実際は逆です。


掃除しないから

心が乱れたままになって・・・

心がすさんで、

人間関係のトラブルができて

派閥ができて、

仕事がやりにくくなる・・・

仕事が片付かなくなるんです。



安田さん、掃除は自分たちでやった方が

いいですよ。



嫌なお客を捨てる・・・利益が出る?


安田さんは、2割の面倒な客を

切ることで余分な時間がなくなり

利益が増えると説きました。


なるほど。それも一理ある。


僕たちのデイサービスでは

他のデイサービスでは

受け入れてくれないお客様・・・


例えば

在宅酸素をしていて看護のリスクが高い人。

認知症が深くなり、

他のお客様よりケアが必要な人

→言葉は悪くなりますが、

わかりやすく言うと”徘徊”だとか

”同じことを繰り返す”だとか

”問題行動”の多い人です。


を積極的に受け入れています。


僕たちのデイサービスは

社長の考え・・・

「困ったときのあかりさんになろう」


を実現しています。


安田さんの考えからすると

僕たちの行動は

不可思議なものと

捉えられるかもしれないけれど


実際は逆です。


各居宅介護支援事業所から

「こんなに大変な方を利用させてもらって

感謝しています。」と

言われます。



リスクの高い方を受け入れることで

現場は確かに一時的に負担が大きくなりますが


現場スタッフの成長につながります。



また、各居宅介護支援事業所からの

評価も上がります。


結果、新規顧客が増えるわけです。



最後は僕が気になっていることです。

↓↓↓

1000万円使い切った社員のその後は?




本書で、社員に1000万円を自由に

使うよう命じたとありました。


その後、その社員はどうなったのかな?

と僕は気になっています。


他の書籍にでているのだろうか?



今回のまとめとして・・・


会社の掃除は自分たちでやる。

掃除は重労働ではなく

会社を綺麗にする、社員の心を磨くこと。

会社の繁栄につながること。


嫌なお客様を積極的に受け入れることで

現場のスキルアップにつながり、

新規顧客が増える。

事業所の評価が格段にあがる。


と本書を反面教師にさせてもらいました。



本書のラストにもある

この言葉で

今日は締めます。


↓↓↓

起業にリスクがあるわけではない、

人生にはリスクがつきもの。

これから事業を起こす人

会社にとどまる人


すべての人にリスクはある。

リスクがない人生はあり得ない。


では、自分はどうしたいのか?

自分がやりたいことは何か?


考えて見ましょう。



安田 佳生
サンマーク出版
発売日:2006-01-20


チェック項目9箇所。落ちている1000円札を拾おうとすると上にある1万円が見えなくなる。今の時代の勤勉とは?努力とは?昔と今では定義が違う。人と同じことを長い時間やることを努力とは言わない。サボらずに真面目に勤めることが勤勉ではない。・・・人と違う結果を出すためにはどうすればいいのか新しいやり方を考えて実行するのが「勤勉」、最も短い時間で成果を出すために工夫するのが「努力」。ただ単に仕事をこなしているだけではスキルアップにはならない。成長も必要だがもっと必要なのは劇的な変化。自分でできることは自分でしない・・・朝の掃除について。嫌なお客を捨てる・・・利益が出る?1000万円使い切った社員のその後は?起業にリスクがあるわけではない、人生にはリスクがつきもの。