ヴェルサイユ宮殿に09:00~12:00までいる予定であったが、混雑前に入場することにより効率的に回る事が出来たので、11:00頃宮殿を後にした。
この決断が結果的には効を奏した。
RERが、定刻になっても全然動かない。何だかんだ駅で30分近く待つ事に・・・早めに出て良かった。結構この日は強行スケジュールを組んでいたので、予定は前倒しのほうが良いと判断していた。
てな訳で、当初はこの後ルーブル美術館に行く予定であったが、急遽オルセー美術館に行く事にした。
オルセー美術館は、ルーブル美術館を、セーヌ川を挟んで反対側にあり、この至近距離で2つの世界的美術館が隣接しているという、何とも贅沢なロケーションである。
さて、オルセー美術館で見たい作品は大きく6つ。
・タヒチの女たち
・草上の昼食
・ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット
・落穂拾い
・笛を吹く少年
・オランピア
オルセー美術館もまた、パリミュージアムパスが使えるため、混んでいる列でなく、空いている列からすんなりと入場できた。
オルセー美術館はもともと駅舎だった所を改装して作った建物であり、所々駅であった雰囲気を残していた。
基本的に絵画の撮影は禁止だが、それ以外の所では結構撮影している人がいたので、私も便乗した。
ただ残念なことに、館内がかなり迷路のようにややこしく、旅行ガイドブックの絵画の配置図を頼りに見たい絵画を目指すが、なかなか辿りつけない。
館内にいる係員に絵画の場所を尋ねるが、教育がなってないのか、「I don’t know」
悲しいかな、結局見つけれたのはマネの「草上の朝食」のみ。でも、これだけは絶対見ておきたかったので、まあいいか・・・。
帰り際、ミュージアムショップで探し切れなかった残りの5作品のポストカードだけ買おうかと思ったら、それらのポストカードすらなかった。あったのは、見つけられた「草上の朝食」のみ。
う~ん・・・日本では有名な絵画と思われているものでも、あちらではそうではないのかな?
世界的に有名な絵画であれば、そこに長蛇の列も出来るだろうし、そういうのもなかったので見つけ出す事も出来なかったし・・・
若干消化不良ではあったが、まあ、「草上の昼食」を見る事が出来たのでヨシとしよう。
【オルセー美術館:パリミュージアムパス対象施設】