(陰の声:オッ!どうした、熱でもあるんちゃうか?)
浮世絵名所の現代的再発見という妖しげなコンセプトを
名目に絵を描いている”ごっこ画家”の私も四季は大切にしたい。
そこで今回は季節の花のバラ園を描いた作品を
ご覧いただこうと思います。
まずは、この建物にご記憶はあるだろうか?
EXPO'90花の万博 生命の大樹・いのちの塔
こんな、大きな風車なんかもあります。
そう、ここは1990年に開催された、花の万博の跡地で、
現在は花博記念公園として親しまれている鶴見緑地です。
その120ha の広大な敷地の中にあるバラの園をモチーフに
選びました。
この、花のアーチが気に入ったので、簡単なスケッチをしました。
バラの園:スケッチ(ペン+色鉛筆水彩画)
バラの花が少々少なかったので、自由に増やしたり、
例の謎の女の子達も描き込みました。
(陰の声:やりたい放題だね。)
画家の思いのままに作れるのが絵のいいところですね。
今回はバラの花の美しさと香りに敬意を表して
素直に(私は素直な性格が取り柄です?)描いています。
そして、マイホーム・アトリエで仕上げたのが下の作品です。
(陰の声:アトリエ!なんだそりゃ、狭いあの部屋のことかな?)
私撰:関西名所図絵之内
花博記念公園・鶴見緑地(油彩:F10号)
バラの園はちょうど今頃が見頃かと思います。
場所は、大阪市地下鉄長堀鶴見緑地線 鶴見緑地駅下車スグですよ。
興味とお時間のあるかたはお出かけください。
でも、絵と全然違うじゃないか!と言わないでくださいね。
絵とはそんなモノです。
むしろ、本物の方が香りもあり、すばらしいと思いますよ。
(陰の声:当たり前だね。)
花博からもう四半世紀!
その想い出なんぞ書けば、なんぼでも長いブログになるのですが、
まあ、ほどほどが大事なので今回はこのへんで・・・
(花博記念公園・鶴見緑地バラの園:了)