さざえのハシゴ その4 | 北アルプスのほとりからですが、何か?

北アルプスのほとりからですが、何か?

仕事の都合で、群馬から長野は信濃大町に居を移すことになりました。

今日は5月としてもちょっと珍しいくらいの暑さに見舞われました。私の住む群馬館林では、最高気温32.4℃を記録。前橋市の32.5℃に次ぐ全国第2位の最高気温となりました。既に真夏日になっていますが、まだそれほど湿度が上がっておらず、また風が幾分強めに吹いているのが救いとは言えます。夕方は風が凪ぐので、そのチャンスを狙って紙飛行機、というのが毎度のことになっております。(笑)

さて本題に。上武大橋を渡り始めましたが、やっぱり利根川の流れと空の青さが結構イケてたりするんですね。めくら撮りで1枚川上方向を撮っちゃいました。リカンベントゆえ視点が低く、手すりがどうしても邪魔になるのはご容赦ください。

上武大橋から利根川上流を望む

風が強かったせいか、空の青は結構しっかり見ることが出来ました。で、反対側の埼玉県に突入。そこから利根川CRに乗り進路を西へと帰る訳ですが、問題はそこからでした。ここから坂東大橋までひたすら西に向かうのですが、このあたりから風がまた強烈になってきました。北西の風風速10mほどでしょうか。もろの向かい風ではないのですが、北から煽られる分が結構危ないのです。向かい風に対しては、ギアを落としてケイデンスを上げることでスピードを維持できますが、横殴りの風には対応できません。気が付けば北に向かって自転車が傾いた状態で走っていましたが、こんな経験は本当に久しぶりです。土手で風が吹き抜けるため、なおさらなのでしょう。私のリカンベントの場合、前輪が16インチで小径。ジャイロ効果がロードバイクと比較して小さくなるため、どうしても横風には弱いということになるのです。かくしてやっと坂東大橋までたどり着いたのでした。ふぅ~。

坂東大橋案内板

案内板の手前に置いた自転車

上の自転車の置き方の注目されるとお分かりになると思いますが、スタンドなどと言うものを使っていたらすぐに倒れてしまう、それほどの風だったのです。実際ロードバイクを案内板や手すりに寄りかかるようにして置いた方が、傾いた方向とは反対側に自転車を風に倒されたという例が見受けられました。リカンベントは椅子の部分で風を受けてしまうのでなおさらです。寄りかからせるというよりは、寝かせているという表現の方が近い置き方になりました。

さてここからは国道462号線を南下することになります。つまりは追い風。ここからとりあえず楽は出来ました。しばらく進むと、千代田3丁目の交差点に差し掛かるのですが、この先の高崎線を超える高架は自転車通行禁止。ということでやむなく迂回。本庄の住宅地をちょっと覗いて再度国道462号線を南下。しかし主催のIUさん、すごいパワーでぐいぐい引っ張っていきます。私もそろそろ脚がやばくなってきた頃だったのですが、必死で付いてきましたよ。

ちょっと前を走る井上さん(本庄市内)

で、後ろをめくら撮りしたら、TTさんがいい感じで写ってました。ちょっとアンテナが邪魔でしたね。(笑)

後は高辻さん

だんだん景色は緑が多くなり、加えて麦畑が多くなりました。田植えの季節はこのあたりでもまだまだ先なんでしょうね。これで田んぼに水が張りだすと、夜はカエルの合唱がうるさくなりそうだな、という雰囲気です。で、第2のさざえの手前まで来ました。高台の上にあるそうなのですが、さすがにリカンベントでは無理。というか、クロスバイクでも無理。それほどの急坂です。当然迂回して児玉町観光農業センター経由で向かうことになるのですが、恐らくは参道であったろう場所から、門を写してみました。さざえ堂のみが現存し、他には門以外なくなってしまっているそうです。

児玉さざえ堂の門

ちょいと迂回をして、さざえ堂の高台の反対側に当たる場所である本庄市観光農業センターに到着し駐輪。IUさんが入場料を立て替えていただき、高台まで徒歩で上り早速入場となります。上で待っていた方々は、心なしか疲れた顔をされておりました。あれだけの向かい風の後の激坂ですから仕方ありません。ということでいよいよ入場です。

はい、続きはまた次回に。