さざえのハシゴ その2 | 北アルプスのほとりからですが、何か?

北アルプスのほとりからですが、何か?

仕事の都合で、群馬から長野は信濃大町に居を移すことになりました。

早速最寄りというか目と鼻の先というか、たった400mほどしか足利駅から離れていない足利学校に到着しました。まあ足利が起点ですから、鑁阿寺と合わせて外すことのできないお約束の場所ですよね。で、中に入り拝観料を支払い入学証を頂きます。むしろ入学金といったほうがいいんでしょうかね?(笑)

入学証

ということで、無事裏口入学成功。(笑)まあお金払えば入学できるんですからね。ありがたいです。あんまり財布にやさしくない入学金の額ではありましたが。そのまま進むと学校門があります。とりあえずここをくぐらないと話にならないのでくぐります。

学校門

で、ふと左を見ると、旧遺蹟図書館で孔子関係の催し物があるのがわかりました。あとあとのスケジュールを考えると、ここであまり時間が割けないので先を急ぎます。

旧遺蹟図書館

さらに進むと、奥に孔子廟があるのですが、その前に杏壇門をくぐります。とにかく門が多いです。

杏壇門

孔子廟

やはり古い木造建築は見ていて飽きませんね。石やレンガだと、無生物ということから意外と冷めた目で見てしまう自分がそこに入るのですが、こと木材はかつて「生きていた」材質で、いわば「進化の過程で得た機械的強度」を間近に感じることのできる存在。ギターなどで触れる機会が多いのですが、やはり付き合えば付き合うほどその不思議さに感心するばかりです。

東に向かうと、右手に庭園、左手に方丈が目に飛び込んできます。庭園は青空が映える緑。それに対するかやぶき屋根。なぜか交通安全協会関係の催し物があって、警察関係及びその関連の方々が同じウィンブレを来て集まっておりましたが、とりあえず足早にその場を去ります。(笑)別にやましいことをしている訳ではないんですが、やっぱり好きになれませんね。

庭園

方丈

ここまで来たところで、主催のIUさんが「時間なくなるんで次行きます。」との音頭。皆さんそそくさと外に出て自転車に乗り込みます。というか、次というのは隣の鑁阿寺ですね。ほとんど走りません。で、到着。

鑁阿寺

ここは本当に「立ち寄るだけ」の場所になりました。ただ、参加されたWTさんは、公内の売店横にある「足利シュウマイ」の幟に反応、早速注文してしまいました。とりあえず食べ終わるのを待って出発。この足利シュウマイですが、中の餡が玉ねぎだけというちょっと変わったもの。私も隣の町に住んでいながら、今の今まで知りませんでした。まだまだなんですね。

足利シュウマイの幟

さて、ここから旧50号まで南下、緑橋を渡って南側へ、その際しばしあの「渡良瀬橋」を拝みます。恐らくは亜鉛メッキのみであろう銀色の冴えない橋は、森高千里さんによって随分有名になりました。今回緑橋を渡ったのは、渡良瀬橋の幅が狭く、自転車で渡るにはかなりストレスを感じるということもあったのです。

そして県道5号線に合流。そのまま南下して国道50号線まで。そこから自動的に国道407号線に変わり、そのまま太田金山を目指します。アマチュア無線では何回も上った山ですが、こと自転車となると1階のみ。標高の割には意外と勾配がきつく、もうあんまり上りたくないなという山でもあります。下の写真ですが、正面に見えるのが金山です。

金山

金山を右手に見ながら走ること30分。ほどなく第1のさざえに到着です。ということころでこの続きはまた次回に。