２０２０年のオリンピック、日本でやる事に
決まりましたね。
嬉しいような…。いや、しかし…。
本当にこれで良いのか…。
私はなんだか手放しに喜べない。
今、日本が抱えている問題を無い事にし、
全て振り切った状態で
このオリンピック招致への動きがあったとしか
私には見えません。
経済効果などを視野に入れての事…？
それ、なんか変だよなぁ？
だって、問題他にもあるよ。
総理は原発の問題もなんら心配は無いと言っていますが、
実際に奇形の魚が増えている事は事実です。
全く問題が無い…。
何故、そんな事が言えるのでしょう？？
子供達が外で遊ぶ時間を制限されている事実。
放射能測定装置を腕につけながら。
安全？本当ですか？
問題がまるで無いように作り上げられたプレゼンテーションに
対して、私は大変に違和感をおぼえました。
曖昧な物は無い物として扱っているように感じます。
復興が先ではないのか…！？！？
そんな違和感は私の中では押さえられないものです。
しかし、決定は決定。
総理もあれだけ公の場で提言したのだから
やる事はやるのでしょう。
いや、嘘の上塗りにならなければいいが…。
そう思うしかありません。
出来ないではすまされない。
こうなったからには、問題に真っ正面から取り組む
政治姿勢と行動の変化、そして、状況の改善と解決が
みられない限り、
あのプレゼンテーションが茶番になります。
オリンピックが日本で行われる事への賛否ではなく、
問題をまるで無い事にしている、この国のリーダーシップに
疑問を感じざる終えないのです。
私は一国民として、私の立つ場所からしか
物は言えません。
立場が変われば、守る物も違うでしょう。
リーダーとしての責任の取り方がどうゆう事なのかを
理解しているのか！と問いたい。
しかし、被災地で未だ未解決な様々な問題に直面し奔走している方々が
どんな想いでこのニュースを感じているでしょうか。
仮設住宅に住みながら、終息まであと４０年かかると
言われている原発の処理にあったている方々はどんな風に
感じているのでしょうか。
私は日本人は本当に力のある民族だと思います。
頭の良い民族です。
なぜなら、コツコツ取り組む事が出来る農耕民族ですから。
腹が据わっている。腹が立つ。腹をくくる。
これは日本人の強みです。
そうです。日本人は腹の力があるのです。
（これはBBSHの先生がおしゃっていました）
その腹の据わった、底力を本当に使う。
このオリンピックまでの時間が有意義に使われるように
私も出来る事を社会に貢献します。
それにはまず、目の前の事に腹を据え、
全力で、出来る事を精一杯、日々を過ごす事。
自分の中の曖昧さに気づく事。
そして、その曖昧さは自分が生み出している
防衛の一つであること。
防衛がある限り、自己の中で、
人生の中で戦い続けて行かなければならない。
正直さにひらいて、責任を自分に取り戻して行く事が
成熟さなのです。
国家としての成熟さは、国民一人一人の成熟さで
構築される物です。
声を上げるべき時に声を上げられるかどうかなのです。
世の中の動きからもたくさんの学びがあります。
この思いも自分の中で繋ぎ続け、分離させず
考えて行きたいと思います。
んんん～賛否両論あるであろうこの状況。
みんなはどんな風に考えているんだろうなぁ～。
っと、そんな事を考えた一日でした。