「弱いつながりの強さ」
米社会学者マーク・グラノヴェッター氏の学説。「強いつながり(親友や家族、同じ会社の人など)」よりも「弱いつながり(ちょっとした知り合いなど)」から得る情報の方が、価値あるものだったり、イノベーションが伝播しやすい、という社会ネットワーク理論。
いつも会っている組織内の人とは、接触頻度は高いけれど、たわいない話をすることが多い。そして同質性が高まってくる。一方で、たまにしか会わない人と会った時は、「これ知ってる?」のような形で、重要な情報だったり、革新的な情報を得られることが多い。まぁ、そもそもそんなに関係が強くない人と会うってことは、話す内容ありき、のところもあると思います。
この弱いつながりをたくさん持つことが、重要な情報の伝播や相互理解、イノベーションを生むと。
会社組織では、縦横斜めなどクロスファンクショナルな交流を生む仕組みを作ることだろうし、
個人で言えば、ちょっとしたことで出会った人との関係性を大事にして、いつの間にか「切れている」のではなく「弱く」つながる、ことって大事だな、と思う訳です。年に1回会う関係性の人が複数いる強さ、ということです。
そんな訳で、今日はある研修を共に過ごした弱くも濃いつながりの仲間たちとの忘年会でした!大事にしていきたいと思います。
充実と成功のヒント: 弱いつながりを継続させていこう!