この日で手技と講義を一通り終えます。
ストレスについてをお話しさせていただきました。
ストレスとどのように付き合っていくべきか。
ストレスがかかると身体はそのストレスを回避するために自分の身体を総動員させます。
原始時代に道端で猛獣に遭遇した事を想像すると、逃げるにせよ闘うにせよ命を守るために全力の筋肉運動をしなければなりません。
そして、逃げるか闘うかして危機回避すると身体のストレスは解消されます。
しかし、現代社会ではあらゆる事がストレスの要因となりうるので、その都度ストレスが解消できず、解消されないまま、またまた新たなストレスがかかりどんどん蓄積されていきます。
ストレス解消といって、がむしゃらに運動したり、カラオケで騒いだりするのは、違うストレスに一時的に目を向けているだけで、根本的な解決にはなりません。
根本的な解決をする時に、しっかりと向き合う事が大切だと思うのですが、向き合う習慣のない人には初めからなかなかできないと思います。
だから普段から、対象や人と向き合う、自分と向き合う、という事を意識的に練習していかなければならないと思います。
手技のところでは相手に違和感を与えないような手のあて方などを練習しましたが、参加者のみなさんの手の当て方や触り方が、初めなんとなく当ててたのが後半はすごく丁寧に相手を感じる手になっていて、思わずニヤリとしてしまいました。
上達していくのがとてもよくわかります。ただ感覚はその時できてもすぐに忘れてしまうので、早めに練習して身体で覚えていきましょう！
最終日はいろんな人の身体を通しでどんどんおこなっていきますよ～。
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