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憑依されてることがわかった翌日は土曜日で仕事は休みでした。
朝からリビングでゴロゴロしながらも、まだ憑依した霊は私の中に居座っている。
どうやっても出て行く気配がなくて・・・
こんな状況でも、私はひとつ嬉しいことがありました。
それは、憑依されたことがわかった後に私の心が発した「怖かった」という声を聞けたこと。
それまで、自分の内側の声を聞きたいと思っても聞けた試しはなかったから。
そんなことを考えていると、自然と口をついて
「憑依されて怖い思いはしたけど、自分の内側の声を聞けたし
この憑依してる霊に感謝するわ〜」という言葉が出てきたのです。
その瞬間、劇の幕が変わるかのように
「よく言った！今回のことは
あなたが生まれる前から決まっていたことなのです。
私は宇宙です」って解説が始まったのです。
（自分で書いてても頭おかしいんちゃうかと思うけど、起こったことをそのまま書くとこうなのです）
そこから、宇宙さんによる長い解説が始まりました。
私は、今回の件にまつわる使命を持って生まれてきていて、
この状況で憑依している霊に「感謝する」ことがキーポイントだったらしいです。
それが宇宙や地球を守ることに繋がっていると。（解説によると）
ただし、生まれる前には「感謝する」と決めてきていても
その瞬間が訪れた時に本当に「感謝する」かどうかは定かではないので
この日はとても重要な日だったと。
前日には、憑依されていることがわかったり
日が変わってみたら、宇宙が出てきて解説を始めたり、もう私としてはわけわかめ。
現実に起こっていることに頭が着いていかないながらも、
どうにか理解しようと努める状況でした。
憑依している霊は、実はひとつではなく、これまでにもたくさんの霊が
私のところが温かくて気持ちがいいとひっついていたらしくて
言われてみたら思い当たる節がありまくり。
時々どうにもこうにも仕方ないほど体が急に重くなって
動かなくなるというのを小さい時から経験していたからです。
よく祖母からも「聡ちゃんは無防備だから」と言われていたし。。
その日も、憑依していたのは前日に名乗った一つではなく、
無数の霊が憑いてることがわかった。
でも、その時には、もう怖いという感覚はなくなっていて
「霊さんたち、この世にずっと残っていてもどんどんしんどくなりますよ。
あなた方が帰る場所に戻りませんか？」みたいに声をかけたのです。
そしたらしばらくして、無数の憑いていた霊が「ありがとう〜」って言いながら
光の列をなして上の方に帰っていくのが見えたのです。
一件落着。
使命が本当なのかどうかは検証しようがないけれど、とにかく無事に終わってよかった。
翌日、伊勢神宮にお礼参りに行きました。
伊勢神宮には何度も来たことがあるのに、その日は外宮が近づくにつれて
懐かしい思いが湧き上がってきて、
外宮についた時に「お母さんだ〜。お母さ〜ん」って号泣。
不思議な感覚でしかないけど、懐かしくて懐かしくて仕方ない。
このまま、あちらの世界に帰りたいくらいの懐かしさ。
その後、内宮に移動したら咳と吐き気が続き、最後に黒いものがゲボっと出た。
霊の憑依は感覚として事実。
宇宙の使命は検証しようがないからわからない。
伊勢神宮の外宮で「宇宙の母」のエネルギーを感じたことは事実。
内宮で何か黒い物体が私の中から出たのも事実。
この一件から、見えない世界に安易に繋がることの怖さを経験して
コントロールができないなら閉じようと決めたのです。
見えない世界に憧れがあると、
見えない存在に繋がることが素晴らしいと勘違いしてしまうけど
むしろ、何に繋がっているのかわからずに繋がってしまうことほど怖いものはない。
その私が、８年を経て今、見えない世界がようやく自分の中に統合されてきました。
この期間で、心理を学んで心の声を聞けるようになり
その後、本当の自分と繋がるためのコントロール方法を知り。
今月に入ってからは、最後まで自分の中から外に出していた「宇宙」が
最後のパズルのピースとして戻ってきて、全てが収まるところに収まった感じ。
点でしかなかったものが、点と点から線へと繋がり、
今までの経験や知識が、バチッバチッとはまっていく感覚です。
これまでスピリチュアルっぽいことをしながらも、
実はスピな自分を受け入れてなかったんです。
でもね、なんかもう観念しました。
スキルとかテクニックとか理論だけだと物足りなさすぎて、
「心と魂と宇宙」がないと満たされない自分に気づいてしまったから。
そんなこんなで、８年間封印していたものを統合して
新しい自分への変化を受け入れることにした2016年9月なのでした〜