イメージマップから、整理・分類するための『問いかけの言葉』を拾い出す | 土井けいこの講座 暮らしが変わる『時短家事』 暮らしがラクになる『減災収納』  楽しくできる家事&片づけ術を発信

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暮らしのアドバイザー、土井けいこが提案する『時短家事』『減災収納』。宝塚、大阪・緑地公園など各地で講座・イベントを開催しています。住まいの中の安全対策、楽しくできる家事&片づけ術、ラクラク押し入れ・クローゼットの管理など、初心者にも役立つ情報が満載。

※「うまく片づけられない」「整理してもすぐゴチャゴチャになる」。よく耳にするお悩みにひとつひとつ、お答えしていく新シリーズ。最初のテーマは、「取扱説明書の片づけ」です。

【土井先生からのアドバイス】
イメージマップで全体を俯瞰して把握できるようになったら、
次のステップでは、その中から、
『くくり』につながる『問いかけの言葉』を拾い出します。

問いかけの言葉は、ごちゃごちゃの取扱説明書を
右と左の2つに振り分けるときに使います。
振り分けるときは、3秒以上、考えない(=直感で判断する)ルールなので
これを、振り分けの『3秒ルール』と呼んでいます。

問いかけの言葉が、『くくり』につながっていると
振り分けのあとに、自然に『くくり』ごとにまとまった山ができます。

だから、『くくり』につながる『問いかけの言葉』を見つけることが
とても大事なのです。

取扱説明書の『3秒ルール』をまとめてみたら、
こんな図になりました。

3秒ルール図400


わたしの場合、
イメージマップで最初に浮かんだのは、「パソコン」でしたから
はじめの問いかけを「パソコン関連?」としました。

パソコン部分説明400

右= YES パソコンの先は、
イメージマップで、浮かんだ、
「周辺機器」と「インターネット」という『くくり』を採用。

次に、
左=「パソコン以外」に対して、
「家電ですか?」と、問いかけ
YES=右、 ? =左

家電詳細説明400

「家電」は「家事関連?」と、問いかけ
YES=右、 ?=左

右の「家事関連」は、
その先は、しまう場所と使う場所で、[A][B][C]で分けました。
「しまう場所・使う場所」という『くくり』は、
イメージマップから拾いました。

A=キッチンにあるもの
(冷蔵庫、レンジ、コンロ、その他道具類も)
B=洗面所にあるもの
(洗濯機、除湿器、ドライヤー、掃除機、ヘルスメーターなど)
C=リビングにあるもの
(アイロン、ミシン、照明、DIY、ついでにテレビも)

家電・家事関連の「しまう場所・使う場所」という『くくり』は、
取扱説明書のしまい場所のヒントにもなります。

「家事関連?」の問いかけに「?」となったグループは、
エアコン、扇風機、ヒーター、となりました。
これは【季節利用】という『くくり』を重ねることもできます。

家電以外説明400

「家電?」と問いかけて「?」に振り分けられたものは、
イメージマップで浮かんだ「住宅関連?」をキーワードに、
【住宅/設備】と、【それ以外】に分け、

それ以外を、さらに「使う人は?」で分け、
A=家族共通(DIY、非常用品など)
B=個人で使う物(携帯電話、パソコンがここに入る場合もあり※)
C=その他
としました。

※3秒ルールの最初の問いかけを「家電?」にした場合は、
 パソコンがここに入ることになるでしょう。