※「うまく片づけられない」「整理してもすぐゴチャゴチャになる」よく耳にするお悩みにひとつひとつ、お答えしていく新シリーズ。最初のテーマは、「取扱説明書の片づけ」です。
【土井先生からのアドバイス】
『くくり』を見つけるために、
五感を刺激してアイディアをわきやすい状況をつくる、
というお話をしました。
今回は、具体的に五感を刺激する方法をお話しましょう。
浮かんだ言葉を文字に書き出したら、
それを目で確かめながら、声にも出してみます。
書く、見る、声に出す・・・、すると五感が刺激されます。
すると、ふっと、イメージがつながって
『くくり』につながる言葉が浮かぶ瞬間があります。
「紙に書くのはめんどう」と思っている方も、
やっているうちに、
だんだんと、アイディアが閃いたり、湧いてきたりします。
感覚的にわかる『くくり』を見つけるには、
イメージの活性化が不可欠です。
まずは、ポストイットに思い浮かぶ言葉を書いて、実感してみましょう。
ごちゃごちゃ書き込まないように、
5cm角ほどの小さめのポストイットがおすすめです。
書いた言葉が目に飛び込みやすいように、
サインペンで黒々と簡潔に書き留めましょう。
写真は、
取扱説明書について「家電」を糸口に、
思い浮かぶ言葉を書きだしたものです。
ポストイットで、ウオーミングアップができたところで、
『くくり』を見つける次のステップに進みます。