こんにちは【運の法則】でラクに開運:青樹庵です。
神棚のまつり方について、読者さんからリクエストが有りました。
このもんだい、むずかしく考えれば限りなくむずかしい。
ですが、今は住宅事情が変わりました。なので、簡単な、しかし守らねばならぬものは守る祀り方をご紹介します。
マンションでは神棚を吊って札宮(ふだみや)を置くというのはムリでしょう。
タンスや本棚などの上に置かれてもいいですよ。
札宮が有ればお札はその中に、無い方はそのままでもかまいません。
ただ、1つ守らなければならないこと有りです。
棚の上に直に置かないこと。半紙を1枚、布でもいいですから敷いてくださいね。
この1枚は、生活の場と神界を分けるたいせつなものです。
置く場所は正式には「北」です。北に神が居て南から拝礼する。
これもぜったいではなく、住宅にあわせて考えても大丈夫です。
ただ、できればタンスなどで、開け閉めするたびにゆれて、お札が倒れたりするのはどうでしょう。
また寝室などで足を向けて寝るというのもいかがなものかと。礼儀として考えればいいのですよね。
だってね、お札をまつるのは、開運したいとかお願いごとをするわけでしょ。
拝むときだけ真剣で、あとは粗末にあつかう。これは神さまが、もっともお嫌いになります。
いろいろな神社のお札が重なっても大丈夫。正式には「位(くらい)」が有りますが。
中央が天照大御神 → 「国」 を表します。
向かって右に氏神 → これは土地を表します。
左に崇拝する神社 → これは心を表します。
ひとつに重ねるばあいは、一番前に天照大御神、つぎが氏神、その奥に崇拝する神となります。
お札というのは、神さまとの通信端末です。神社に通じる道なのです。
おまいりの仕方は二礼二拍手一礼です。拝むときは神社を思い浮かべて、自分がそこに居るような気持ちで拝む。
そうすることで神さまへのとびらが開かれます。
お供えは、洗ったお米、塩、水を小さなうつわに盛ってください。神具店などでセットで売っています。
このお供えですが、拝むときだけでいいです。
なぜなら、拝むときだけ神さまとの通路が開き、神さまがおいでになるのですから。
神社に興味が有る方、良い本が出版されましたよ。文庫本ですのでお値段も700円とお手頃です。
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もっと正式に拝みたいという方のために、祓詞(はらえことば)をお書きします。
神主さんになったように、ゆっくりと重々しくとなえてくださいね。
掛けまくも畏き(かしこき) 小戸(おど)の阿波岐原(あわぎはら)に
御禊(みそぎ)祓え(はらえ)給いし時に生り(なり)坐せる(ませる)
祓戸(はらえど)の大神等(おおかみたち) 諸々(もろもろ)の禍事(まがごと)
罪(つみ) 穢(けがれ)有らむをば 祓え(はらえ)給え(たまえ)清め(きよめ)給え(たまえ)と
白す(まをす)ことを 聞こし食せ(めせ)と 恐み恐み(かしこみかしこみ)も白す(まをす)
もっと見る → 神社参拝の基本
青樹でした。