シオサイダーディープレイ ~その③~ | 俺的スロ日記

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行儀良く真面目なんてペナ喰らえと思った

シオサイダーディープレイ~その①~
シオサイダーディープレイ~その②~


ババジが朝のしょうもないくだりを終え、9時45分ホール入場。

狙い台をおさえ開店の10時まで待つ大好きな時間。

ババジはいつも先頭で入場するが、狙い台が被る事はほぼ無い。仮にかぶったとしてもシオサイは全40台あるから候補台は数台ある。




いつも通り、狙い台に座り10時を待っていた時だった。ジジィが俺の横の台のデータを睨んでババァに言った。

ジジィ『何でこれ空いとんかな?』


俺もデータを見たが、設定上げられそうなデータではなかった。

ババァ『それ今日絶対出る波なのにねぇ』




そう思うなら自分で打てばいいやんと思いかけた俺。
いや・・・まさかなと思ったが一応試してみた。



ババジ達が島の端っこのほうに行った時、俺がおさえてる台を捨てババジ推薦台に移るモーションをしてみた。実際には捨ててない。俺がおさえてる台には俺の私物ラークのライターが置かれたままだ。台移動しようかなどうしようかな?という雰囲気を見せてみた。


すると競歩で近づいてくるババジ。


やはりそうだ。俺達の勝率が高いことに気付いたババジは、俺達の台を奪おうとしている。開店前ハイエナだ。


何という原始的なやりかたであろうか。横の据置丸出し台を推薦しときながら、俺が移ったら推薦者自ら奪いに来る。イージーな手法ではあるものの効果的かつ誰にでもできる。
古典的だが、初めて見た戦法に驚いた。イヤそれは言いすぎた。正直ダサいなと思ってた。


もしかして俺が移動するかもと思ったのだろうか、島の向こう側から大きな声で『確認したけど〇〇番台設定6らしいやん!』と聞こえてきた。

俺の横の台番号を確認すると〇〇番台だった。開店前から架空の設定告知が告げられる。

誰にどうやって確認したつもりで言っているのか知らんが、俺は『らしいやん』にウケた。

らしいやんって何だよ、せめて確定系で推薦しろよと、表情には出さなかったが、かなりウケた。












俺には通用しなかった推薦戦法。次は友人の横の台を激しく推薦しはじめたた。

友人も俺と同様に移動するモーションだけを見せた。するとババジ競歩。まったく俺と同じに思えた。





しかし俺と違ったのは、友人は目から火が出る勢いで、競歩で近づいて来たババジに対して、思いっきりガン飛ばしてババジが競歩でUターンした事だった。

それはとても美しいUターンだった。



続く