Xbox720: OSの開発にも遅れ?埋め合わせに3rdタイトルへ札束攻勢 | みらいマニアックス !

Xbox720: OSの開発にも遅れ?埋め合わせに3rdタイトルへ札束攻勢

以前の記事「MS: 次世代Xbox向けのソフト開発が大幅に遅延」の元記事への補足記事が上がっている。不確かな部分もあるが、面白い情報も含まれているのでその点を抜粋。


・MSが積極的にDurango向けの独占契約の獲得に動いていると、業界のインサイダーは語っている。MS社内のスタジオが足りないことを考えると、MSのスタジオは優秀ではあってもソニーと任天堂には数の点で及ばないし、さらに最近の失敗や社内開発のスローダウンといったことも考えに入れれば、EA gameとRespawnの独占契約を結んだことはDurangoの現状に対して、極めてよくマッチしたことだろう。

・どうやってことを進めるかについて、MSはあまりはっきりしていないようだと情報源は語っている。周りが期待しているほどには、MSはロンチの準備ができていない。MSが近年、Kinectに助けられたXbox 360の成功で空高く舞い上がっていたことを考えれば、このことはある程度は理解できる。だがそれでも、MSは彼らの最新のコンソールXbox360を、ソニーと任天堂のPS3とWiiの前の年である2005年にロンチしたのだが。

・前の記事でリポートした「6ヶ月」は大変目立っていた。これが意味することは何か。知り得る限りでは、DurangoのロンチはWii Uのようにはならないだろうということだ。またこのことは、それがMS社内であろうと3rdパーティであろうと、開発者は開発機材に多くの時間を使えていないということでもある。既に述べたように、ゲームの開発が予定通りに進んでいないことを意味しており、OSの開発すら順調には進んでいない。

・今年の4月上旬、最上級の情報源から聞いたところでは、Durangoの開発キットはWindows RTを実行しており、ファイルをオープンするのに同じAPIを使い、Microsoft SurfaceやWindows Phone 8向けのOSが行うようにスレッドを立てていたそうだ。MSはOSのメーカーであるので、正しい情報なのではないかと思われる。この情報のソースは、私(記者氏)が信頼する最上級の情報源ではあるが、他の情報源からの裏は取れていないのだが、参考までに追記する。

・このことは、Durango向けの動作する状態のOSをMSがまだ持っていないということではない。Durangoに関係する他の大部分については既に存在している。MSは、Durangoにやらせたい全てのことについて、どのようにさせるかをまだ整理している状態なのだ。これはコンソールの開発サイクルの少なくともある時点においては当たり前のことではある。今時点でそうなっているべきであるのかはまた別の話だが。


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