シーベルズキッズクッキングクラブです。
先日、余ったマグロを漬けにしておきました。
ちょうど、遊びに来ていた息子の友人がご飯を食べていってくれることになったので
マグロの漬け丼を出しました。
マグロの漬けは、キッズクッキングでもいつか紹介できたらな~と思うくらい、
子どもでも簡単に作れて見た目も華やかな一品。
実は、私も小学校高学年のころ、両親のために作った思い出の料理です。
確か母の日だったと思います。
遅くなる両親のために、3姉妹で家を片付け、料理本をめくって夕飯を作ることに。
マグロを切り、しょうゆベースのタレにつけておくだけでしたが、
自分の中ではものすごくすごいものを作ったという大満足。
(他は何を作ったのか覚えていません。もしかするとこれだけだったのかも)。
どんなに喜んでくれるだろうと、ワクワクしながら両親を待ったことが
何十年経った今でも思い出されます。
ただただ、食べるだけでなく、その「食」に背景が加わると、断然心に強く記憶されます。
ある食べ物を見ると、心が温まる、良い記憶がよみがえる、という場合は、
大げさに言うと、その後の人生をより豊かにしてくれる
(だって食べ物を見ただけで幸せになれるなんてすごいことでしょ!?)。
逆に、その記憶があまり良くない場合、その食材を見ると思い出して嫌な気分になる、
なんてこともあり得ますね(だから食事の時はガミガミしちゃだめなんですね)。
キッズクッキングにきてくれる子ども達も、もちろんそうでないお子様も、
自分の心に残るような素敵な食の体験をして欲しいなと思います。