アイ・アム・レジェンド~稲村ヶ岳宝剣探し2015春その2~ | こてログ。〜素晴らしき平凡なる日常〜

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続きです。

エクストリーム・パオーン・タイム~稲村ヶ岳宝剣探し2015春その1~


さあ、本日の最重要目標である宝剣を探し続けるわし一行。

具体的にどこをどうというのは稲村ヶ岳を荒れさせないために明らかにしないというのが暗黙のルールになっておるようなので書かないが、とにかく探しまくった。もちろん、自然を傷つけないように気をつけながら、である。


そして!!!





 


うわーい!!!やったね!!!!
1年越しの悲願達成である!!!!!
見つけた瞬間「あったーーーーー!!!!」って叫んでしもたわ!!!!



あまりにも嬉しすぎて、伏して拝むわし。
へっへー!!!!

さて、この宝剣。

一部では「伝説の宝剣」だのなんだのと言われているものである。
確かに、こんな見つかりにくい山中にひっそりと佇んでいる様は三段階ぐらいの変身を残している大魔王すら倒せてしまいそうな姿ではある。


そんな、伝説の宝剣。







 

 

 


昭和二十三年建立
めっちゃ最近や!!つーか、うちの親父と同じ年や!!


世話人は、洞川にある鍾乳洞「五代松鍾乳洞」の発見者である赤井五代松氏であるみたい。って、世話人が何したのかはわからんけど。
ごだいまつちゃうで!!ごよまつやで!!


さあ、とりあえず本日のメインイベントの宝剣捜索は無事に完遂と相成った。
とりあえずは下りるとしよう。
 


大日岳への分岐に戻って来た。
ここにザックをデポして大日岳に登る。
 

 


何べん来てもなかなか険しい大日岳への登り。
なかなかのアスレチック具合が楽しい。
 

 


10:25大日岳山頂。展望はないが、大日如来像が安置されている。
 


なむなむしよう。なむなむ(-人-)。

大日岳からさくっと下りて、ザックを回収。
ここからはもう一つの目的である、絶滅危惧種・オオミネコザクラを探す。

前回来た時には、この大日岳から稲村小屋の間の岩場に群生しているのを見たのだが、時期が遅いせいか見当たらない。大体去年と同じ頃に来ているのに・・・(´;ω;`)ブワッ
探す探す探す・・・



あ、あった!

 



わしの目線よりもう少し上にひっそりと咲いていた。
そりゃ見つからんわ!!
 

可憐で可愛らしいオオミネコザクラ
なんとか咲いているのを見つけたがやっぱり時期を逸してしまっているらしく、けっこう花が地面に落ちているのを見た。くそー、残念じゃ。


代わりにワチガイソウを愛でておこう。
いや、可愛い花ですけどな。


10:58稲村小屋まで戻ってきた。
さあ、ここでアレだ、アレ。


これで!

 

山ラーメンの儀式で
ございます!!

今日は基本に立ち返ったカップヌードルだ!!!


具材充実!最近謎肉が復活して嬉し涙が止まらないぜ!!
やっぱりカップヌードルは謎肉だよな!!!



謎肉の復活を山に捧げつついただく。
うめー!うめー!

げふ。


さあ、今日はレンゲ辻まで回って下りようと思うのである。


スミレ。
花期長いよね。色んな種類あるからか。


山上ヶ岳の西の覗岩方面。
今日は誰も修行してねーな。人がやってるところ見たい。自分は何回かやったけど。


12:15レンゲ辻。


女人結界の説明看板。結構な勢いで荒らされておる。
賛否両論あるとは思うが、宗教的な決まりなんだから守るべきだとわしは思う。
開放するってんならそれはそれでいいとは思うけど、今んとこはね。


さ、ここから谷を下って帰るど。


なんだ、あれ。


足元注意
薄!!めっちゃ字、薄!!


ところどころ階段はあるものの、基本的には石が多く歩きにくい。
確かに足元注意やで!!!


オトシブミ発見。
虫が卵を産んで葉っぱを巻いたもの。


せやから薄いって!足元注意!


なかなかのガレ場が続くが、緑は美しい。
薄曇りなので気温的にも歩きやすいし気持ちいい。


ケルンなめ。


シダ、めっちゃ放射状。
自然界が作る幾何学模様って素敵。


岩の上に木が生えてる。
これって、やっぱり苔から水分もらって成長しとるんかね。だとしたらすげーよな、苔。


キケマン咲いてた。


謎キノコも生えてた。

このレンゲ辻谷、そこそこの距離がある。
足場も悪いし、気をつけながら1時間半ほど下って、そろそろ終わりであろうという頃に


くっきりと足元注意
てめー!もうちょっと上でくっきりしろよ!!!

まあ、そんなこと言うても上の看板直そうと思ったら結構な時間登らないかんからなあ。
せめて何か山のためになることを、と思って看板書き直す用マジックくらいは持ち歩いてみようと思った。


林道終点。
ここからはひたすら母公堂まで舗装路歩き。


女人禁制看板壊されてた。
ほんまにな、意見は色々あっていいと思うけどこういうのはホンマにかっこ悪いで。


あじさいっぽい何か。


これ、なんやっけ。よく見るやつ!

そんな感じでよくわからない花の名前を思い出せずに歩きながら清浄大橋まで戻る。

そして、清浄大橋といえばこれですな。


女人結界門。
尾根にもあるけど、やっぱりここの結界門はオーラが違う。
そして引きで撮ったほうが雰囲気あるよな!


清浄大橋駐車場から山上ヶ岳の峰を望む。
次はまたあそこ歩こう。


ホタルブクロの蕾。
そろそろ季節ですな。


タツナミソウかな?


クリンソウ咲いてた。


そういや、クリンソウの名前の由来って、五重塔の上に立ってる九輪に似てるかららしい。
そんなに似てるかね?


林道終点からとぼとぼと歩くこと約50分、ようやく母公堂まで戻ってきて本日の登山終了。
ちかれたー。


この母公堂の駐車場を利用すると、下山後にコーヒーとお茶菓子の接待をいただくことができる。
あざっす!

で、まったりとコーシータイムを満喫していると、母公堂を管理されているお父さんに声をかけられた。
どうも、わしのことを覚えているらしい。去年はここに車停めてないから、多分2~3年ぶりくらいやで?ホンマに覚えてるのか?

と、思って聞いたら「竜泉寺のご住職に似てるから」という理由で覚えておられたらしい。
おおう!わし、そんなありがたい顔か!

調子に乗って「わし、信心深いですから!」って言ったらはよ帰れ的な感じで背中を押されました。
おおう!!ごめんよお父さん!!


下山後は、奈良が誇る名湯「洞川温泉」にて入浴。うへー。
あ、暫くこないうちに湯船が新しくなってました。


一年振りの稲村ヶ岳で、一年越しの宝剣捜索。
実際のところお宝でもなんでもないんだけど、やっぱり探してしまうのが人情。そして、見つけてしまったらこの上なく嬉しいものである。
それに、やっぱり霊験あらたかな大峰の山々は心と体を癒やすには最高の山であることを再認識した今回の山行であった。あー、楽しかった。

大峰といえば、来月は釈迦ヶ岳に登頂予定である。
雨、降るなよ!


おしまい。


 

 


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