続きです。
全力中年~葛城山つつじ園から金剛山周回2015春その1~
さて、カトラ谷をサクサクっと下ること十数分、目印となる倒木を脇に入ったところにあるのがクリンソウ群生地である。
これだ。
か・・・可愛らしいぞ!!!(´;ω;`)ブワッ!!!
今まさに最盛期を迎えようとしているクリンソウが所狭しと咲き誇っているではないか。
薄ピンク。
濃い紫。
白。
基本的には紫の花をつけるクリンソウではあるが、中には色素が薄いのか、白やピンクもあってなかなか目を楽しませてくれるものである。
ここからは、時間を忘れて撮りまくってしまったクリンソウの可愛らしい写真でしばらくお楽しみいただきたい。
いやー。可愛らしいお花である。
先月見たニリンソウとはまた違った可愛らしさのある佇まいに心あらわれる気持ちでいっぱいであった。
このクリンソウのお花畑、金剛山登山客の間では有名な人気スポットであるため、入れ替わり立ち代わり登山客がやって来る。
あまり長いをしても他の人に申し訳がないので、適当なところで退散するとしよう。
それにしてもいいものを見た。(´∀`)ニヘー。
さて、このままカトラ谷を下ってしまうと水越峠の駐車場には帰れないので、再度山頂に登り返すことになる。ぶへ!
ニリンソウお花畑に残っていた名残ニリンソウ。
なんだか心なしか寂しそうである。また来年会おうぜ!またな!
山頂手前で見つけてしまった、人の手で千切られたのであろう野草。
このような心ない行為を見るたびに心苦しくなる。
これやったやつ!不幸になるぞ!
そんなことを考えつつ再び山頂到達。
ユキザサが群生しておった。
うーむ、可愛らしい。
でもな、
これ咲いてたの、山頂トイレ前なんですわ。
一瞬、花の栄養とか考えてしまったわ!!いや、ありえへんけど!!
あ、金剛山ロープウェイ運休らしいですよ。
乗る人は気をつけてね!
さあ、ちょいと休憩をしたらいよいよ下山である。
11:09下山開始。
この綿毛、超ストロング!
なんぼ吹いてもいっこも飛べへん。お前、繁殖する気あるのか!!!
11:36大日岳。
振り返れば、さわやかな青空。
うーん、今日も良い登山であった。
11:45六道の辻。
ここに来るまでに、「どのルートで下りようか」と聞かれたので「しんどいコース行こうや!」と答えてた剛毅なわし。
見難いけど、ここから丸滝コースという道から下りることになった。
これ、よく見たら「キケン」って書いてあるんですけど!!
最初のうちはロープ場がありつつも、まあ、余裕で下りれる感じ。
景色を愛でる余裕すらある。
野生のわらじ発見したり
かわいいきのこ発見したりしてたんだけど
楽勝ムードでいたの、この辺りまで。
この先、いきなり
滝下り。
マジかよ!!
ちなみに、ここですれ違った沢靴装備のおっちゃんに「登りか?」って聞かれて「下りです」って答えたら「力あるな!」だってさ。
え!そういうレベルの道なんすかここ!!
この滝を上から下ってきた。
正直、ここはまだ行けた。
この先、何度かロープで垂直に近い滝なのか沢なのかよくわからんところ下ったり、ヌルヌルの石に滑って転んでけつびっちゃびちゃになったりして、結構必死だったのであまり写真はない。
いや、大変ではあったけどすんげー楽しかったヘ(゚∀゚)ノ。
そんな感じで、六道の辻から2時間ほどかけてようやく舗装路まで戻って来た。
あああ!!人里!!人里やでーーーー!!!!!
13:57無事下山である!!!
いやー、盛り沢山な一日であった。
下山後は、水越峠のさわんど茶屋でざるそばセットを食す。
これだけついて700円って、すげーコスパ高くねえ?
葛城山から金剛山を周回するにあたり、今回初めてのコースばかりを歩いたわけだが、改めて金剛山という山の懐の深さを思い知った気がする。ごめん、正直なめてた。
こんな大阪市内からたかだか1時間ほどの近場の山に、これだけアドベンチャーに富んだコースが有るなんて思いもよらなかったし、まだまだ知らない場所がたくさんあるそうな。
今シーズン、わしはこの金剛山をもっと深く知って見たいと思うのである。
まずは丸滝ルート、登りでリベンジしたい。激しくしたい。
石ブテとかいう難関コースにも挑みたいし、もっと沢も詰めていきたい。
うーん、沢靴買うべきか・・・。悩む。
それにしても知らないことが多すぎだ。
さわんど茶屋のメニュー。
氷結・・・www
おしまい。