先週、諸般の事情により(アイスコーヒーの飲み過ぎによる急性カフェイン中毒。間抜けなことこの上ない。)花盛りを迎えた葛城山つつじ園に登る予定をキャンセルしてしまった。Yahoo!ニュースにまで載ったほどの見事なつつじであったが、まだまだ蕾も残っているとの情報を得たので、一週間遅れではあるが、友人と待ち合わせて葛城山つつじ園を愛でつつ、金剛山を周回してみようという事になったのやで!
予定では、5時現地集合で登山開始やで!!
・・・。
起きたら5時半やったで!!!
(´;ω;`)ブワッ!
人と待ち合わせて寝坊とかシャレならん(´;ω;`)ブワッ!
そんな波瀾万丈の幕開けを迎えた5月17日の朝である。
にんにん。
とりあえず、一刻も早く合流するため高速ぶっ飛ばして現地に向かう。
いやー、高速ってすごいね!人類の英知だね!
で、当初は水越峠から天狗道をまったり登る予定だったのだが、今日はスピード重視。
ダイトレを一気に駆け上がる作戦だ!!
寝坊をしようがなんだろうが古都・奈良は悠久の時を刻み続ける。
全力でダイトレを駆け上がり、ハァハァ言いながら展望地で一息。
まさか、こんなところでトレランシューズが役に立つなんて思いもせんかったわ!
ついた。
6:32に水越峠ダイトレ登山口を出発し、到着が7:07。
過去最速記録。やればできるやん、わし。すっげー!
さあ、愛でるで!!
やはり最盛期を逸してはいるものの、それでも美しい山肌。
今年はなんだか色が濃い気がするのう。
鮮やか、鮮やか。
美しいのう(´∀`)
360度パノラマ。
いやー、やっぱり大したもんだわ。
ひこうき雲とつつじ。
コントラストが美しい。
いやー、絵になりますのう。
来年こそはピークに照準を合わせよう。
つつじ園に咲いてたつつじじゃない花。
ジシバリ?
さて、写真で見るとのんびりとつつじを愛でているようではあるが、この時点で実は友人は先に金剛山に登っていると連絡が入っていた。オウ(°д°;)!
ダイトレのカヤンボの橋で合流しようということになったので、これまた全力でダイトレを駆け下りる。7:34下山開始。
7:58再び水越峠。ここまで24分、なかなかのペース。
ここからカヤンボの橋までダッシュ・・・はようせんかったが、小走りで向かい約20分。
到着した頃に向こうから友人が下りてくるのが見えて無事に合流。よかった・・・。
さて、ここからは金剛山エキスパートである友人の案内で金剛山を骨の髄まで楽しむコースの始まりである。まずはカヤンボ谷から山頂を目指す。
カヤンボ谷ともみじ谷の分岐。
右に行くともみじ谷。ここは左。
コハコベが咲いておりました。
かわいい。
カヤンボ名物、四段はしご。
このコース、これが一番の見どころらしい。何じゃそれ!!
谷を流れる水と緑の美しさにホコリまみれの心が浄化される。
ああ、素晴らしき自然よ。
まあ、谷沿いなのは最初の方だけであとは地味ーにきつい傾斜を登り続けるんですけどね。
これ、マジで地味ーにしんどい。
カヤンボを抜けたらダイトレと合流するのだが、
すんなりダイトレには入らず、サネ尾というルートを歩く。
ここは歩きやすいコースだった。尾根なのに風無くて地味に暑いけど。
サネ尾を抜けたら、こんな感じで再びダイトレに合流する。
これ、こんなところから人が出てきたらダイトレ歩いてる人びっくりするよな。
ダイトレ歩いたら見えてくる一の鳥居。
もう、ここまで来たらあとは勝手知ったる道。
いや、この後勝手知らない道歩いて山頂向かったんだけどさ。
途中で葛城山見えた。
わし、さっきまであそこおったよ!!
はとぽっぽ。
ここ、野鳥の餌場あるんだけど、冬場に餌やりに来る人がいて、鳩が来ると雪球投げて追い払うらしい。
やめてあげて!鳩も一応鳥よ!
天気はピーカンになりつつある。
いやー、天気はいいし空は青いし最高の登山日和だね!
ユキザサ
さて、案内されるがまま歩き続けていると、山頂の転法輪寺の境内に出てきた。
初めて気づいたけど、お不動さんヘタウマでした。
こんちわっす!!
ダイトレチャレンジからこっち、良く会いますよね!!
境内にあった、なんちゃらサクラ。
なんやったけ、ちゃんと見たはずなのに思い出せん。これが老化か。
(※カイドウザクラ!カイドウザクラでした!!)
さあ、とりあえず山頂に着いたので休憩がてらアレだ。
つっても、金剛山ではフツーに売店で買えてしまうので細かい作法は割愛だ!!
「おっちゃん、シーフード!」って言ったら出てくるしな!
それにしても、天気が良いからか登山客がいっぱい。
どうみても登山でない客もいっぱい。ロープウェーあるからね。
気軽に楽しめる山、それも金剛山の魅力の一つ。
さて、本日の目的は葛城山でつつじを愛でるというのが第一の目的ではあったのだが、実はカトラ谷のクリンソウ群生地を愛でるという第二の目的もあったのだ。
先月、初めてカトラ谷のお花畑を訪れてから、今まで知らなかった金剛山の魅力に気がついてしまったわし。今年はこの身近な山の隠れた魅力を愛でまくってやろうと思うのである。
ユキザサ。ほんまにこの人色んな所で咲きよる。
サクサクっとカトラ谷を下ること数分、ニリンソウのお花畑を少し越えたところにそれはある。
この時期、見物客が多く訪れるクリンソウ群生地はすぐそこだ。
続きます。