こてつの知らない山スキーの世界・挑戦編~和佐又山2014~2015厳冬期その2~ | こてログ。〜素晴らしき平凡なる日常〜

こてログ。〜素晴らしき平凡なる日常〜

日々思った事、雑文、日記などを徒然と書いていきます。

明らかに「おめえ、記事読まずにコメント書いてるだろ!」って業者丸出しコメントは問答無用で削除!削除!削除!

続きです。

こてつの知らない山スキーの世界・苦闘編~和佐又山2014~2015厳冬期その1~


何はともあれ、ヒュッテから50分ほどで山頂到着である。


三角点も無事ゲッツ。


山頂からは大峰の雄大な山々を望むことができる。
こちらは弥山・八経ヶ岳方面。


この正面のでっかいのが大普賢岳。
どうもこの日、今シーズン初の冬季山頂到達者が出たらしい。
つーか、今年誰もまだ山頂到達してなかったのかよ!!さすが厳しいな。

ところでこの日、わしが和佐又山の山頂に一番乗りのようである。
ということは他には誰も居ない。

そう、誰も居ない。

つまり





フリーダァァァァァム!!
ヘ(゚∀゚*)ノ



 

フリーダム!!
 
フリーダム!!
 
フリーダァァァァァム!!



「何しとるねん、このおっさん・・・」
看板も呆れておるようです。


それにしても、大峰山系独特のこの荒涼とした山容はいつ見てもかっこいい。
素敵やわー。


枯れててもかっこいい。
ずーっと居てても飽きぬのう。

だが、そういうわけにも行かんので適当なところで撤収。


じゃあな!また来るぜ和佐又山!
夏なら実質山頂まで30分ほどで到達できるそうである。
お手軽に大峰山系を楽しめる穴場的存在やな!


帰りは自分のトレースを辿って帰る。
もちろん、山頂でアイゼンに履き替えました。これでトラバースも安心。


下りは早い。20分でスキー場に帰還。
さあ、帰ってきたらいよいよ本日の本題である。


これだ!!!


登山靴でファンスキーは滑れるのか!!
実験の開始である!!


調子に乗ってそこそこの高さまで登ってきた。
リフトなんて洒落たもんはない!歩きだ!

さあ、いよいよ実験開始である!
レッツ・ライドオン!!





・・・。







 

 

 


すってんころりん!
※画像はイメージです。



うーむ、どうもうまいこと行かぬ。
そういえば、ネットで調べた時に「スキーブーツと違って足首の固定がされない」と書いてあるのを見た気がする。
ならば!

 

 


靴紐をキッツキツに締めて再度挑戦である。
これならば大丈夫であろう!!


さあ、再度挑戦である。
先程よりは若干低めからスタートだ。




レッツ・ライドオン!!







・・・。






 


ぎゃああああああ!!!
※マジでこんな風になった。
 

 


さっきよりこけ方が激しいぞ!!
どうも、うまいこと行く気がしない。なんだか体重移動がうまく行かぬ。
ゲレンデにでっかいケツのあとを付けるだけであった。


結局、この後何度も練習してみたがうまくは行かなかった。
見てよ!この努力の跡!めっちゃ登ってるから!!


最後の方には、緩斜面ならなんとかこけずに滑ることができるようになったが、スキーブーツと違ってエッジを立てることができない、体重移動ができない。
そもそも、基本的なスキー技術が無いという問題もあるかもしれんが。

まあ、なんにせよ先人たちが試したとおり、登山靴でファンスキーを操るのは至難の業であることはよくわかった。
こんなもん、わしごときのレベルで山で使ったら確実に死んでしまう。
残念ではあるが諦めるとしよう。


結論が出たならば本日の実験は終了、撤収だ。
さらば、和佐又山スキー場よ!!

てなわけで下山である。


登りで付けたわしの足あと。
これしかなかったので、結局、徒歩でキャンプ場までやってきた人はこの時点で他にいないようである。


それにしても、景色は素晴らしい。
山ってやっぱり素敵やな!


朝のスタック地点。
くっそ!!マジくっそ!!


ぽつーんとおいてある愛車に帰還。
ただいま!!

短い時間ではあったが、なんだか充実感がある山行であった。
コケまくったからかな。


本日の温泉は川上村の秘湯、入之波温泉・山鳩湯。
湯船が温泉成分で茶色になってる素敵温泉である。
詳しくはHPを参照。
http://www.yamabatoyu.yoshino.jp/


山鳩湯の食堂で頼んだ「かも丼」
これ、超ウマイ!そして珍しいことに温泉で米を炊いているので黄色く色が付いている。


今シーズン投入した前後コバ付きの登山靴にファンスキーがフィットするという事を発見してからこの日をワクワクしながら待っていたのだが、結局出た結論は「使用不可」という残念なものであった。
でもよく考えたら、昔の山スキーヤーって特別な道具もなしに山スキーを楽しんでたんだから、今の恵まれた道具に慣れきった登山家と比べたらとても卓越した技術を持っていたんだろうなあ、と再認識した。昔の人って、やっぱりすごい。

あと、今回の実験を期にちゃんとスキーもやってみたいなあと思ってしまった。
うーん、ブーツ買わないかんなあ。レンタルでええかなぁ。

まあ、どっちにしろ来シーズン以降の自分の状況次第で決めるとしよう。


おしまい。
次はどこ登ろう。



にほんブログ村

にほんブログ村