この前の月曜日、息子が習い事の英語から帰って来たら様子がおかしいのです。
基本的にいつもニコニコしている息子なので、不機嫌なことってほとんどありません。
だから、とっても分かりやすいのです。
「何かあった?お友達と喧嘩した?」と聞くと、泣き始めました。
仲の良い友達と鬼ごっこをして遊んでいる時にちょっと口論になり、押し倒されたりしたようなのです。
息子は間違ったことを言っていないのですが、
それが面白くなかったのか、
遊んでいるところに水を差してしまったのか、
そのお友達が怒ってしまったみたいです。
周りにいた他のお友達はみんな、息子が可哀想だったと、
次の日、みんなで先生に言ってあげる!とか言ってくれたようです。
「そっか、間違ったことを言ってないのに乱暴されて、悔しかったんだね」と抱き締めてあげました。
その場にいた他のお友達のお母さん達からもLINEが来て、
みんな、心配してくれていました。
本当にありがたいことです。
夜、ベッドの中で息子に聞いてみました。
「明日、Aくんと会ったら、どうするつもり? まだ怒ってるよアピールするの?」と。
すると、「う~ん」と考えながら、息子は言いました。
「でも・・・
ゆるさないと解決しないよね」って。
やるな、息子よ!
「ゆるし」「寛容」の美徳が輝いているではないか!
この母でさえ、何年も前にされたことでまだ許せない人が何人かいるというのに…
次の日の朝、登校時に、家の前で早速その子と会って、一緒に学校に行っていました。
帰って来てから、「朝、一緒だったしょ?どうした?何か言ったの?」と聞くと、
「昨日はごめんね」みたいなことを自分から言ったらしい。
おい、悪いことをしてない方が謝るってどういうこと?
いいの、それで?
と思った母は、息子程、大きな心を持っていないのかもしれません
小さい頃の息子。家族みんなからたっぷり愛されて育って来ました♪