大人の女性が窓から差し込む灯りを頼りに紅をさすような
光景を浮かび上がらせる蕾を見てからまもなく
4月18日
ぽっかりと何かを暗示させるように
少しだけ開き出しました。
4月19日
日陰で燃える灯りは
より大きくなり
雌しべを囲む雄しべと花びらがとにかく黒く
ブラック系のチューリップを覗きこむ時以上の引力があります。
鮮やかに透けながら
ほんのり厚みのある花びらは、沢山の色を重ね合わすことが出来るのか
海老のような朱赤やダークチェリーのように黒ずんだ赤を何層にも塗り重なって
出来ているようにも見えます。
こんな他愛のない妄想話にのってくれる料理の人がいたら
この花をコースに例えてみて欲しいと思ってしまったり。・*
ちんまい葉っぱに育てておいて恥ずかしくないのか
というような語り口調ですが、ただただ予想外の日々でした。
どっぷりと
たっぷり大人なチューリップでした。。m(_ _*)m