製作現場より~その48~ | 千葉、東京 メガネと帽子のスタイリスト/プロ養成カレッジ

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先日のパターンをとっている様子をご紹介してからもう1週間も経ってしまいました。。
もうあのパターン出来上がってたんですが、楽しみにしてくださってた方、
なかなかアップできずにすみませ~ん!

さてさて、それでは続きです。
それぞれのパーツのパターンを取り終わったら、組み合わせて全体の形を見ます。
その様子が、こちらです↓

帽子のような・・・帽子じゃないような・・・?
トップの部分がピッタリと合ってませんよね。
これで帽子ができるの?と感じるかもしれませんが、大丈夫!
パターンをとる紙と実際に使う布では素材が違うので、布で縫ったときのことを
予想しながらパターンをとっていくので、パーツによってはこうやって浮いている方が
縫ったときにきれいなシルエットが出る場合があるのです。

で、「型だし」といって、パターンをもとに実際に布で縫ってみたのがこちら↓

さきほどの写真と比べてみてどうですか?
だいぶ印象が変わると思いませんか?
出来上がりにはブリム(つば)もついてるので余計に印象が変わるかもしれませんが
この出来上がりを想像しながらとったパターンでした。
「布で縫ったら・・・」と出来上がりを予想しながら、素材の違う紙でパターンをとっていきます。
予想が外れることもありますが、型だししたときに調整をして完成させていきます。

ちなみに、これは形を見るための仮縫いなので、実際はもちろんもっときれいな布を使いますよ(笑)

最後におまけの写真。

テープをたくさん作業台の端に貼り付けています(笑)
パターンをとるとき、木型に紙を乗せる際待ち針以外にかなり使うのがテープです。
シルエットがきれいに出るように、こまめにテープで止めていきます。