こんばんは!!喜多方市塩川町で音楽教室を主宰しています、鈴木です。
自宅で教えるのと、楽器店などで教えるでは、色々と違いがあります。
その1つに、一人ひとりの関わりの深さは、指導している月日などで違いはあっても、生徒さんとの関係が近い事。
時に、どこまでピアノ教師という立場で、私が関わっていいものか、迷う事もありますが・・・
先週、おじいちゃんが亡くなられたという事で、生徒さんがレッスンをお休みしました、
おじいちゃんとは、特に、親しくお話をした事もなく、発表会にもいらした事はなかったのではないか?と、記憶しています。
でもね、上の、お姉ちゃん、お兄ちゃんの代から、お仕事で忙しい、お父さん、お母さんに代わって、いつも、送迎していただきました。
窓越しに、軽トラが見えて、
「あっ、来たな」「ほら、お迎えが来たよ!!」
って、今、通って来ている末っ子まで、相当な、送迎回数だと思います。
お母さまに、
「おじいちゃんまで、レッスンに巻き込んでしまって、申し訳ありません」
って、お伝えしたら、
「(末っ子の)○○が、ピアノに通っている間は、自分が送迎するんだ、と励みにもなっているから、先生、気にしないで」
と、言っていただきました。
でも、この末っ子も、学年が上がり、遅い時間帯にレッスンも代わり、いつ日か、おじいちゃんの送迎を見る事はなくなりました。
偶然、窓越しに、お姿を見かけた時、少し、元気のない感じが気になっていました。
そういえば、昔、
「もしもし、ピアノをおしえている、すずきですが、○○ちゃんいますか?」
電話対応したおじいちゃん、きっと、キーワードだけ、拾ったんでしょうね。
「あっ、ピアノさんですか?ちょっと待っててくださいね」
ピアノさんって言われて、嬉しかったです。
孫たちも大好きだった、おじいちゃん、私も大好きなおじいちゃんでした。
末孫に、気持ちと、お花、そして、私の感謝の言葉を託しました。
孫たちの送迎、本当にありがとうございました。