心と体のリーダーシップへIn富士山④ | 湘南藤沢 パーソナルトレーナー&クロスフィットアスリートのブログ

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湘南藤沢で活動するパーソナルトレーナー兼クロスフィットマスターズアスリートです。ここでは、トレーニング記録9割・家族のこと1割を綴っていきます。

皆さん おはんこんにちは!


佐藤毅英です。


続きです!


前回はカツラの…いや、自然に生かされている話でしたが



夜になると、雨風が強くなり

山小屋の方に聞くと

頂上は

風速毎秒24m

ヤバイですね。



かつらの心配が…。


いや、運営側としては頂上に登る事の前に、参加者皆の身の安全が第一ですから。


今回の運営コア人員3人プラス各班リーダーが集まりどうすうるか夜な夜な会議。


僕は、普通の天候だったら面白くないので、
この状況を受け入れた上で、最善を考える空間に一人ワクワク♫


僕は山小屋の人が好きだったりします。

なんでかと言うと


去年富士山のぼった時に、一緒に登った方の小学校ぐらいの子供も一緒に登っていて
7合目ぐらいで
眠気と高山病で
フラフラになっていました。
そこで、山小屋の人と相談してたのですが
その時の山小屋の人の対応が凄い印象的でした。
普通なら、子供が具合悪くなったら
「今回は諦めてまた来ようね~」
とか
「○○ちゃん、よくがんばったもんね~~~~~」
みたいなことを大人が言うイメージな私なんですが

山小屋の人は
「○○したほうがいいです」って言わないんですよね。
「次の休憩所まで後何時間ぐらいかかります。」
「頂上の気温はこれくらいです。」
とか
自分達が知り得る情報を感情を入れずに正確に伝える。
伝えた上で、その人自身に判断させる。
相手が小学生でも、
その人自身の意志を尊重している姿がとても印象的でした。




と、


言うことで山小屋の人が好きな私ですが、

その夜、色々話した結果

主催者の某ふんどしトレーナーのぐっさんことぐっさんが出した決断は



全員で8合目から下山


でした。
昨年が44人全員登頂だっただけに苦渋の決断だったと思います。



嵐でも頂上に登りたいって人もいましたし
頂上で何か(変な事)する為に準備して来た人もいましたし


まぁ僕は頂上登らない覚悟をしていたので


自宅からスーツですから^^


8合目まででもか~なり楽しんでました(笑)



ipodfile.jpg



下山と決まったら考える事は

今から何したら楽しいかな~~~~って事です^^


睡眠もゆっくり取れるので

夜な夜な山小屋で色んな話を…^^


そして、清々しい朝




今日も出勤


日本の夜明けです。







曇り空でご来光も拝めませんでしたが

そんなの関係ないです




8合目でも…

僕が目指す頂上は

富士山の頂上ではなく

自分にとっての頂上です。




これからの日本の未来を創造する人間はきっとこんな奴だ

と、ちょっと自分で思ってしまった(笑)


バカやった訳でもなく、ふざけた訳でもなく、目立ちたい訳でもなく


やりたいからやった


それだけである



そんな中

日本を代表するトレーナーのお方と変態メンバーでパシャリ


そして、8合目で撮影するちょっと変な皆さん




そして、チーム変態の皆さん


とても朝五時前とは思えないテンションである


そして、皆で夢を叫ぶ寸劇してWORLD ORDER走りで下山へ




下山時もあまり晴れる事はありませんでしたが

これはこれで絶景でした~






下山も楽しかった~

僕が昇る前からテーマにしていたひとつが


下山で革靴を壊さない
革靴の中に砂を入れない


でした。


いつも靴の中がじゃりだらけになる下山。


今回は細心の注意を払い

なんとか砂利3粒に留めた!!


感無量である^^



そして、皆で5合目に到着!!!






この滞空時間である(笑)



そして、5合目に

全メンバーが集合し

少し各班でシェアする時間が与えられました。



シェアっていったらやるしかないです。


チェックアウトである。

その時感じている感情とか感覚とか登る前との自分に起きた変容とか
変にポジティブに置き換えず
素直に自分の中で起きているものを順番関係なく
言いたい時に発言する【チェックアウト】


あまり堅苦しく説明せず

テキトーにお願いしま~すと


やっぱり皆


自分が話そうというタイミングで話してくれる。




そして、僕がそうだったから皆もきっとそうだと思うんですが



皆ひとりひとりのしゃべってくれる事が
自分にも当てはまっていて
同じように感じていることだったり



この空間が僕は好きなんです



そして、嬉しい事に


チーム変態は


この後も、皆で一緒に会おうという話になった


その後も続く事が良いチームとかそんな事はないと思いますし、
皆それぞれその時のそのメンバーでの最幸だったと思います。
うちのチームが一番良かった!
なんてありませんし
でもでも
僕は単純に嬉しかったです


また会いたいし~^0^


とにかく今回の富士登山は凄かった。


僕が参加してきた「心のリーダーシップ塾」

そこで感じたこと、いいな~って思ったこと

ちょっとは実践できたんじゃないかな~って思います。




これは
わかるよ~
富士山とか一緒に辛い経験すると仲間の絆が生まれるよね~
みたいなあるあるネタじゃあ無いのは断言できます。 



それぐらい凄い空間が生まれたと思っています。




僕がそう感じ、リーダーシップというのを考えるのは
そうして生まれるチームっていうのは凄いっていうのを
経験しているから確信しているわけで
それがSASUKEだったりします。
SASUKEの皆バラバラでやりたいことやってるけどお互い依存せず尊敬しあっている場ってのは凄い空間になるのを経験させてもらっていたから。




まぁという事で、

僕がこのドリーム富士登山で心がけてみた事とすれば


普通に素直に思った事をやってただけである^^



自分で思いました



自分って思った事を全部言ってやったらこんなに面白い奴なんだな~って(笑)

先ず、富士山にスーツのチョイスが良かった。
流石である。
予想以上である。
やっぱりここらへんは日頃からの感性を磨いているおかげかなと


そんな僕なので、
自分は特に皆に凄い指示を出せているわけでもないし、
メンバーの皆を管理出来ているわけでもないし、
だから、皆からどう思われたいとかもないし
僕がどう悪く思われようと気づかれない存在になろうと皆が楽しめればそれでいいのだ( ´∀`)



登る前から、

富士山の頂上でWORLD ORDERを踊るイメージばかり描いていたドリーム富士登山。
過去結構な状況で登ってきているので、
今更頂上は楽勝とはいかなくても確実に登れると思っており、正直どうもワクワク感にかけていました。

でも、革靴で登る事にしたことで、スリル度が増え、その状況でリーダーとして無難に振舞わず
本気だそうと思いたった所から変わり始め

終わってみれば、


登る前の、頂上でのWORLD ORDERをやっているワクワクイメージを

はるかに上回る、楽しさというか充実感というか、変態感というか、で満たされました。



本当によかった!



今回、WORLD ORDERを頂上で踊る約束をしていたメンバーは悪天候の為途中で下山してしまい
映像は撮れませんでした。


でも


全然、残念なんて気持ちはないくらい

チーム変態の皆で楽しい時を過ごさせてもらいました!














では最後に

当初、WORLD ORDERのPVをパロるつもりだったので

ちょっとの動画と素敵な仲間の写真を合わせた


「HENTAI ORDER in ドリーム富士登山2012」