写真は成田スカイアクセス開業・新型スカイライナー運転開始を告知するチラシが置かれている、ある駅のスタンドです。
この写真、どこの駅かお分かりになりますか?
何と、
東急東横線
しかも
学芸大学駅
なんです!
(東急の駅であることは写真右上に『東急』の文字があることで御理解いただけるかと)
以前の記事 で、JRの池袋駅のコンコースや日比谷線六本木駅に新スカイライナーの広告が出されていたことに驚いた話を取り上げていますが、今回のも取り上げるのには十分な驚きでした。
だってですね、京成と東急なんて、これまでほとんど接点がなかった会社同士ですからね。接点らしい接点といえば、終戦直後、東急(今とは異なり、京急・小田急・京王をも包含するいわゆる『大東急』の時代)と東武・京成で都心部への免許線を関係省庁に申請したことくらいです。バス事業でも、両社のエリアが全く違っていたため、相互乗り入れや共同運行などは全くありません。
そこまで関係が薄かった東急と京成。
それが、今回は東急の駅にも宣伝を出すとは。
それだけ、今回のスカイアクセス開業にかける京成の意気込みが凄い、ということなんでしょうね。
京成にはこれを機会に、「イケてない」「野暮ったい」「商売下手」(失礼!)といったイメージから脱却してほしいと思っています。でも、これらのイメージを完全に脱却したら、いい意味での「京成らしさ」がなくなってしまうのではないかと、よそ者としてはちょっと楽しみでもあり、不安でもあります。
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