皇室のお子様達ご入学&ご進級―愛子さま不登校の件も含め | 非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦

皇室のお子様達ご入学&ご進級―愛子さま不登校の件も含め

 4月も10日経ち、多くの人々が新年度始動したと思います。

そして昨日は皇室でも、愛子さま進級(学習院初等科3年)、悠仁さま幼稚園入園(学習院でなくお茶の水女子大付属とは)のニュースが入り、数日前には佳子さま女子高等科進学、そして眞子さまも国際基督教大学入学が報道されていました。おめでとうございます。ブーケ2


さて、その中でも気になるのが愛子さまですが、始業式には参加せずホームルームのみ出席。その際には雅子さまも付き添われたようです。

先月の3学期終業式を目前にして、学校を休みがちであった事が発表されましたが、(その時期に慌ただしくて更新出来なかった分)この機会に少々述べさせて頂きます。

この件に関しては、色々な情報やが飛び交い、人々の意見も様々です。

ゆえに私が申し上げる内容も、100%正確でないかもしれませんし、もしかして不快な思いをされたり反発を抱かれる方がいらっしゃるかもしれません。その場合は申し訳ありません。

決して皇室の特定の個人をを中傷したり必要以上に持ち上げたりする意図はございませんので、どうかその点をよろしくお願い致します。


3月の報道 によると、複数の男子児童による乱暴な行動(愛子さまや他の同級生に暴力をふるったわけでないが)に、愛子さまが不安感を覚えた、との事です。
実際の校内の様子が分からないので、はっきりした事は言えませんが、元気な男の子の少々やんちゃな行動は多少はやむを得ないとは思う。

一方、悪気がなくとも遠慮のない男の子の行動に、女の子が不快な思いをする事も、よくあるように思う。(私自身、小学校時代に男子がいなかったため、確証でなく恐縮なのですが、幼稚園時代の体験や一般的な傾向を併せると。)特に、一人っ子で大人達に囲まれて(いとこも大きいお姉さん達や小さい男の子)過ごしている愛子さまにとっては、びっくりしたのではないだろうか。

そうであるなら、正直「騒ぎ過ぎ」というのが率直な感想。(とはいえ、皇太子ご夫妻のお嬢様の長期欠席が続けば、様々な憶測でマスコミが騒ぎだす事を懸念しての、皇室側の発表だったのかもしれず、難しいところです。)


しかし一部のニュースでは、その男子児童達が数ヶ月にわたって、授業中に走ったりカバンや縄跳びの縄を投げたりしていた、と書かれていました。

これが本当なら、やはり問題だと思います。元気の良すぎる小さい子供であっても、きちんとすべき時はするようにせねばならないし、それを叱るのは身近な大人達の役目です。

しかも公立でなく、子供とその両親が試験(個人的には嫌いな言葉だが、いわゆる「お受験」というものですね)を経て選ばれたはずで、しかも学習院では、皇室のお子様の学年は特に厳しく審査されると聞いていますから。

もちろん、どんな良家のお坊ちゃまとはいえ、分別がつかない子供の頃のわんぱくは仕方ない部分もありますが、学校は、この状態を長らく放置していたのでしょうか?

問題行動を目撃されたら教師が注意せねばならないわけですが、担任が一人で抱え込むのでなく、学年(必要に応じてそうした枠を超えて)の先生全体で協力し合って指導を行っていくものではと考えます。当然、それ以前に親の躾も問われますし、保護者との連携も必要になってくるでしょう。


いずれにせよ、学校を交えて関係者の方々で解決の方法を見付け、外野はそっとしておいておくべきと思います。(そう言いつつ、こうした記事を書く私も人の事は言えませんが・・・)

当事者達はまだ低学年の小学生。これによって、問題の「男子児童」達や親御さんが非難されたり、また、愛子さまも同級生達に特異な目で見られ腫れものに触る扱いを受けるようになってしまっては、双方が心の傷を負う事になってしまい、今後の成長にも悪影響を及ぼしそうで、かわいそうです。

個人的には、天皇・皇后両陛下によるいずれかが犠牲になる形で解決が図られることのないよう、十分に配慮を払うことが必要ではないかと思う」のお言葉に大いに賛同しています。


そして、この件によって、皇太子ご家族や学習院の事がネットなどで悪く言われているのが悲しいです。

実は、私の肉親が中高時代をを学習院で過ごし、(今回の初等科とは関係ないですが)本人や家族も「素晴らしい学校」ととても満足していました。(詳しい事は控えます。万が一、私自身が学習院に勤める事になった場合は印象も変わるかは分かりませんが。)

そして、その関係から皇太子・秋篠宮両殿下の生徒時代の話も人づてに少し伺った事があり、そうしたお話からも、こんな事を言っては不適切かもしれませんが、(秋篠宮ご一家が称賛される一方)近年の皇太子ご一家が他の皇族からやや孤立した状況と伺える事が残念で残念でなりません

雅子さまも早くご状態が安定して公務に本格的にご参加出来るようになられる事を願います。そうしたお母様の状態は愛子様大きくにも影響し、更にはそして皇太子殿下の評価にも関わってくると思います。

あと「皇室の学習院離れ」は考え過ぎかもと。


以上、愛子さまを取り巻く騒動に関する勝手な私見でしたが、このニュースでの児童達の状況を聞き、私が過去に書いた記事 に関連して考えた事もありますので、それについては機会があれば述べたいと思います。



愛子さま3年生新学期登校 始業式は欠席

 2年生3学期の終わりに学校欠席が続いた皇太子家の長女愛子さま(8)は、学習院初等科(東京都新宿区)3年生の新学期が始まった9日、雅子さまに伴われて登校した。始業式には出席しなかった。

 宮内庁東宮職によると、愛子さまは始業式後の「3学年の新しい生活に備えての授業」に出席。雅子さまも付き添った。

 春休みの間に東宮職と学習院が登校に向けて話し合いを重ね、新学期からは休み時間など授業の合間に、6人の教員が生活指導の一環として校舎内や校庭を見回ることを決めた。7日にはご一家で初等科を訪れ、学校側から説明を受けたという。

 東宮職は9日の登校風景を取材しないよう報道各社に要請していた。

 野村一成東宮大夫は3月5日の会見で「同級生の乱暴な振る舞い」への不安感から、愛子さまが3月に入ってほとんど登校できない状態になっていると発表。同8日から11日まで雅子さまに付き添われて1時限だけ登校、終業式の16日も登校したが、式は欠席した。(共同)

 [2010年4月9日11時23分]