

ブログネタ:
男と女の決定的な違いは?
参加中
その時にも書きました
が、最大の(決定的な)違いは、やはり「
体の構造」でしょう。でも、それで終わってしまうのもつまらないので、その上で「
様々な思考なども異なる」と、現場体験で感じた「
男の子
と
女の子
」に重点を置いて記事にしたのでした。
女子校ばかりの自分に縁がなかった1つが「高校野球」
そして、プロ野球にも女子選手はいない。当然と言えば当然でしょう。上述の通り、体の構造が違い体力も違う男女が、同じ基準で同じスポーツを行うというのは無理があり、(男女差別は大嫌いな自分でさえ)それを当り前だと思って来ました。
ところが先日、「
史上初の女子プロ野球選手の誕生」というニュースが、新聞・ネット・テレビを賑わせた。

え

でも、あの恒例のドラフト会議では、そんな事は聞かなかったぞ・・・と思ったら「
関西独立リーグ」とか言っているけれど、これって何なの

個人的には「プロ野球」と言うと、
セ・リーグ&パ・リーグの12球団という認識が強いですし、仮に特定の地域で「独立リーグ」なるものが次々に出来たとしても、セ・パ両リーグと同レベルの球団になれるのか?これらが定着した場合、Jリーグのようにチームがたくさんなり過ぎて混乱しそうだし、今までの馴染みあるプロ野球と異なるものになってしまいそうで、嫌だなあ。。

新リーグの件は置いておいたとしても、この女の子に関しては、正直「
どうなの
」と疑問に感じてしまうのが本音です。彼女にケチをつけるつもりはないのですが・・・
確かに、女性も男性中心社会に進出・活躍していく事は理想です。「ドカベン」や「あぶさん」などの野球漫画で知られる水島新司氏による「野球狂の詩」という、女性プロ野球選手が主人公の物語もあり、憧れではありました。
この件については、体格・体力的な面はもちろん、日常生活等においても、問題は色々出てきそうな気がします。
「入団テストに合格したのだから」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、「このチームは『女性枠』を考えていた」との情報もあります。
彼女のプレイは見た事がないので何とも言えませんが、女子ソフトボール選手陣の方が(比べては失礼なくらい)遥かに技術が高いと察します。
勤務校で教職員達(主に女性)も話題にしていた事がありますが、皆「危険じゃないか」と言っていました。
あと、もう1つ気になるのは、彼女は現在
高校2年生、つまり来年は
高校に在籍しながら(通信制高校に転校するそうですが)
入団するという点です。
いくら新設球団とはいえ、お金

をもらってプレイする以上、両立は生易しいものではないし、
初の試みゆえ成功するかも未知数です。
それに、この年齢では(女の子の方が成長は早いとはいえ)まだ体なども完全には出来上がっていませんし、そういう子が大の大人の男性達と一緒にやるなんて、やはり無理があるのではと。
せめて、
今まで通っていた高校は卒業してからの方が良かったのではないか?

実は、新聞スポーツ欄にてこのニュースを見た時、隣に「
阪神・辻本が育成枠へ
」との記事が載っていました。
「辻本賢人」とは、アメリカの高校生だった4年前のドラフトで、史上最年少15歳で阪神へに指名され、話題となった投手です。しかしプロ入り後は特に名前を聞く事もなく、このような待遇となりました。
ある掲示板でも議論されているのを見た事がありますが、同学年の田中将大投手(楽天)を筆頭に既に数名のプロ選手や斎藤佑樹投手(早大)などの大学生選手が多く活躍している中で「採るのが早過ぎたのでは、かえって高校で力をつけてからの方が良かったのでは?」と思ったりもするのです。
少々話がそれてしまいましたが、彼女については申し訳ないけれど、「
女子」に加え「
”現役”女子高生」をウリにした「話題先行」「新リーグ(球団)の宣伝」の感が否めないのです。本人も球団も急ぎ過ぎかなと。

仮に女子野球選手を誕生させるにも、もっと様々な段階を踏む必要があるのではと考えると、個人的には「欽ちゃん球団」の女子選手の方が堅実な気がし、かわいいし好感も持てます。
来年4月開幕予定の「関西独立リーグ」のドラフト会議が16日、大阪市内で行われ、神奈川・川崎北高2年の吉田えり投手(16)が神戸9クルーズから7順目指名を受けた。入団する意向で、男子と同じチームでプレーする初の女性プロ野球選手が誕生することになった。漫画「野球狂の詩」で女性の水原勇気投手が、プロ野球を舞台に左下手投げから魔球「ドリームボール」で活躍したが、吉田も右下手投げからのナックルボールでプロの世界に挑む。
両ほおにえくぼをつくった少女の夢がかなった。神戸から7位で指名された吉田は「えと…頭真っ白です。自分から友達に『指名されちゃった』ってメール送りました」とニッコリ笑った。
大好きな兄(19)のまねをして小学2年から男子と一緒に野球を始めた。中学では軟式野球部に所属し、男子にまじって正一塁手。川崎北高進学後は、クラブチームで硬球を握ってきた。投手に転向したのは中学3年の夏。父の勇さん(45=自営業)が「男子に勝つためには投手しかない」と勧め、米大リーグ・レッドソックスのウェークフィールド投手のナックルボールをビデオで見せた。吉田は「こりゃあそんな体力いらないんじゃないか」と、自宅地下にトスバッティング用に設けられた網に向かい、毎日60球の投げ込みを行い、大きく揺れ落ちるナックルを独力で習得した。
今月4日の関西独立リーグの合同トライアウトの最終選考では、紅白戦で男子相手に1回無失点に抑え三振も奪った。指名した神戸の中田良弘監督(49)は「下手からナックルとは頭使って生きる道見つけたなあ」と感心し、あくまでも実力重視での指名を強調した。今後は下半身を鍛え、体力強化に励ませつつ、短いイニングでの実戦登板もさせながら、将来は先発投手へと育てる方針だ。
入団にあたっては関西の高校への転校、住居、食事などの整備が必要になるが父勇さんは「安心できるようになれば送りだしてあげたい」と言う。高校1年から進学先に「プロ野球選手」と書いてきた女子高生が、日本初の女性プロ選手として野球の歴史を塗り替える。【村上久美子】
[2008年11月17日8時53分 紙面から]