やりたい事を出来ない辛さ―うつの一歩手前? | 非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦

やりたい事を出来ない辛さ―うつの一歩手前?

 もう書かないつもりでしたが、ニュースやワイドショーを見るたびに、未だ朝青龍関連がトップだったりするのと、医師の診断の結果「神経衰弱 」「うつの寸前 」などと言われており、別の医師の診断では「急性ストレス障害 」との事で、思う事を少し述べます。


 様々な報道が飛び交い、何が真実なのかははっきりしませんが、お騒がせした朝青龍も今回の処分は相当こたえたようですね。あの気の強い彼がこうなるとは意外でしたが、羽目を外したとはいえ、(この病状が真実であれば)やはり相撲が好きなのだと思いました。

実は私も以前、「うつ」まではいかなくてもそれに近い状態になった事があるもので・・・


ブログのプロフィールでも少し触れていますが、紆余曲折を経て大学に再入学してからは、研究者を目指しました。大学院修士では充実した日々を送ってきましたが、研究室の教授(医者)から博士課程の進学を頑なに拒まれ、その道が閉ざされた時、ショックで家に篭ってしまった時期がありまして。。(そんな時もバイトだけはしっかり行っていたのだが(^_^;) 大学の保健センターで時々カウンセリングをして頂いていました。

で、立ち直れたきっかけというのが、諦めかけていたとある「夢」に再チャレンジしようと、ふと思いついたからです。それを決意した時、それまでの心の重苦しさが嘘のように消えていったのですよ。その夢に向けては、今も継続中ですし叶うか分かりませんが(^^;

やはり人間「やりたい事をやって世に貢献すること」で充実感を得られるのだと思います。思い通りにいかないのが現実ですけどね(苦笑)


 朝青龍も、相撲協会という組織に属している以上、怪我を理由に巡業(仕事)を欠席したにも関わらず、無断帰国して別のスポーツを行ったという点は、立場をわきまえず組織を乱す軽率な行為であるのは否めず、然るべき処分は致し方ないと思います。

しかし処分が下り、しかも本人が精神的に参っている今、もう外野はそっとしておいてあげたらどうでしょう。まずは担当医の助言に従い治療に専念すれば良いのです。

報道関係は騒ぎ過ぎだし、スポーツ記者を名乗る者達まで(相撲の素人があれこれ叩くのは妥協しても)、サイト 自身のブログ で朝青龍へのバッシングして、さすがに醜い!プンプンこういう言動が、ますます彼を追い込んでいるのに気付かないのか??下手すると「いじめ」の精神と大して変わらないのではと思ってしまう。

数々の問題行動はいただけないとはいえ、今までの彼の功績は無視してはならないです。好き嫌いは別として、これまで勝負(取組)を見てきた者としては、内容からして朝青龍がいなければ、相撲は面白みに欠けただろうと思います。


あと、協会の親方達の発言 にも無責任なものが多い気が。

前にも書いた 通り、本人だけでなく、そんな彼を今まできちんと指導してこなかったり、帰国の件も把握していない(本人も挨拶さえしない)事からも伺えるように「師弟間の信頼関係」を築けなかった師匠にも大いに責任はあります。

ただ、師匠さえも手に負えなかった場合は、他のお偉い親方達(特に元横綱)も随時、指導の手助けをすべきではなかったのか?


すぐに「学校」や「教育」と結びつけてしまうのも何ですが学校教員は専任も講師も、そこに属する生徒達を一丸となって指導していくよう心がけています。

自分は担任は経験ありませんが(専任時代もせいぜい副担任)、授業等で問題があった時は自身で指導するだけでなく、時には担任の助けを借りたりしますし、1つの学年を他クラスの担任を中心に副担任やその他関連教師が一丸となって、問題解決に努めているのです。

分野が違っても、若者を指導し育てていく点では共通するものもあるように思います。協会は、この件をきっかけに、全体でより良くしていこうという姿勢を持って頂きたいものですが・・・


 また、あまり大きく取り上げられなかった上、これらの騒動ですでにうやむやにされていますが、17歳の新弟子死亡についても、いじめがあったなら当然、本当に事故だったにせよ、弟子の危機管理を出来なかった親方に対して処分を与え、協会も責任を取るべきではないでしょうか?こちらはが奪われたわけですから・・・

あと、だいぶ前の話になってしまいますが、露鵬のカメラマン暴行 に対しても、出場停止が3日とは処分が甘すぎだったと、今更ながら思ったりします。


 もう、この騒動に関しては、これで終わりにします。まだ若いのだし(私達の世代から見れば)朝青龍には、謹慎期間を試練として何とか乗り越え、また土俵で盛り上げてもらいたいと願っています。



朝青龍 後輩思いの一面を土浦で聞いた
 現在、故郷モンゴルでサッカー大会に参加したことで仮病疑惑を持たれ、非難ごうごうの横綱・朝青龍(26)。.......... ≪続きを読む≫