認識の差、これは大きいと思います。
この認識の差が埋まらないのは、十分な議論が行われていなかったからだと感じています。十分な議論の前段として、情報の共有が必須です。
この成教橋耐震化事業に関しては当初の予定から大きくズレています。このズレは予見不可能だったと言っている事態による追加工事です。
この予見不可能であったことについて十分な説明がなかったのです。さかのぼれば、令和4年6月定例会での無理スジの契約変更の流れにたどり着くのです。
うがった見方かもしれませんが、「執行部の思惑通り」なのかもしれないとも感じています。
それは十分な説明が無ければ、議論も始まらない。そして「年度内完成しなければ1億円相当の補助金がもらえなくなる」と言って押し切るということなのかと。
このような在り方は、執行機関と議会の責任放棄ともみられないのです。さらに説明を尽くさないことは民主主義の崩壊へとつながると危惧するのです。
(つづく)