質問概要
- コロナ債の発行
- 市の今の対応と市が目指すべき姿との整合性
- 市の説明責任について
- 副市長の危機管理、市庁舎建設ストップ時の見積もり
Q:
「今後何が必要なのか」というのが不透明な状況にある。
新型コロナ対策は、国や県ができないことを市町村がやるという、そういう市長は姿勢でいるというのは知っています。そういったときに、もうちょっと国や県ができないきめ細やかだったりとかということは必要だというふうに考えます。
まず市町村でコロナ債というのは発行できるか。
A:担当部長
東京都ではコロナ債と一般に言われているものを発行した状況。これは市場におきます公募債、都道府県や政令都市のみが現状としては発行している実態。
そのようなことから、市町村レベルでの活用は難しいと考えている。
Q:
これは袖ケ浦市が将来目指す姿「みんなでつくる人つどい 緑かがやく 安心のまち袖ケ浦」
今起こっている状況では全く違う状況が起こっていると思うんです。この安心をつくるために、市長はどういう手だてがあると考えますか。
A:市長
市民の皆様が今御不安になっている新型コロナウイルス、一方でこれまで袖ケ浦市、昨年は非常に大きな台風で被害を受けた。またですね、近年、大きな災害に、目の当たり、また災害を受けてきた。
自然災害は、いつ、どこで、どのように起こるか分からない状況で、安心なまちであるというふうに言えるのかもしれませんけれども、そういうことはないわけでございます。
Q:
副市長は、この危機管理に関しては、「疑わしきは行動せよ、最悪の事態を想定し行動せよ、空振りは許されるが、見逃しは許されないという」そういう考えでいるんだったら、ここは空振りしましょうよ、あれだったら。全部振っちゃいましょうよ。
そして袖ケ浦市が掲げる「みんなでつくる 人つどい 緑かがやく 安心のまち 袖ケ浦」にも、これもとるわけですよ。だから安心をつくり出すの説明責任果たしましょうよということがポイントなんですよ。
そして、財政的な問題も、これだけ財政調整基金が36億あって、それで12億に減って、さらに積戻しはあったとしても、状況として財政悪化している、こういう中で、返済が20年、25年かかる庁舎整備にお金を使って本当に大丈夫なのかという不安なんですよ。
だからこのことをちゃんと立ち止まってやるべきだというふうに考えて、一旦中止だと、一旦立ち止まって、そのことを説明して、そしてぜひやるなら突き抜けて説明しなければこれはいけないんじゃないかというふうに考えますが、この点について、もう一回市長、これちゃんと説明する気はあるんですか、ないんですか。
A:市長
節目節目に議会の皆様、そして市民の皆様にしっかりと説明させていただくというふうにやらせていただきたいと思い。
Q:
アンケートで85%の人が不安になっているのに、節目が来なきゃ説明しないということは分かりました。実際に、85%の人が不安になっているところを放っておくというのは、市の目指す姿、市長の政治姿勢、副市長の危機管理の姿勢 全てに整合性がない話。
副市長に、これ伺います。
進める上でも必要なのは、庁舎整備を止めたときのことが整理されていない。
ただ前のめりに進めているというのは、副市長の信条にとると思うが?、その私の見解に対してどういうふうな見解があるか、伺います。
A:副市長
まずは庁舎整備の事業が必要であると考えております。今後も計画的に実施していく考えでありますので、事業やめた場合の費用の想定については、今現在検討はしておりません。
そこが甘いっていうんです。(市民を)納得させる材料が少ないんですよ。85%の人が反対しているんですよ。ただ、その反対の多くは不安だ、説明が足りない、せめて市政は寄り添いましょう、市民に。そこのところをやれば、この数字は変わってくる可能性は十分あると思っているんですよ。私はこれは反対も止めるためというふうだったら、止めるための言い方しますよ。そんなこと思っていないんですよ
そういう中で、これはね、市長、ただ説明する機会ちゃんと設けてやればいいだけの話だと思うんですよ
選挙を終わって「白紙委任状もらった」と4年間やるなんという政治家いちゃいけないんですよ。
私は議会の責任、議会の隷属する議員の責任としてしっかりと説明責任を果たしたいと思います。
(おわり)