副市長人事案に引き続き、3月定例会最終日に採決された令和2年度予算について綴ります。
令和2年度予算審査については、予算審査特別委員会の委員になれなかったので傍聴すること、幾つか質問を依頼する位しかできませんでした。
予算審査3日間、殆ど傍聴していたので「どんな審査が行われた委員会だったのか」といことは掴んでいるつもりです。
その上で個人的に職員に質問に行ったり、提言したりと非公式な活動をしていました。
その中で一番気になっているのは
「総合計画と予算」の関係です。
総合計画となる3層構造、
- 基本構想
- 基本計画
- 実施計画
この構造が崩れた形で予算が上程されたこと。
私は非常に問題だと思っています。
多くの職員も「問題ですね」と良くないという見解を持っています。
しかし「問題の大きさ」という点では大きな隔たりがある感じがします。
別に私は大事にして、職員等の責任論に発展させるつもりはありません。
私は行政が仕事をする上で「諸事情により手続きを外す」ことを簡単に許容しないのです。
それは「簡単に許容してしまう仕事ぶりは、『外圧に弱い市役所・職員』になってしまうのではないか」と
危惧するからです。
今回問題視している点が共有されるかどうかは不明です。
しかし「総合計画とは何か」という根本に触れるようなことが必要だと考えたので、
所管事務調査開催の要望を総務企画常任委員長に出しました。
どうなりますか・・・
(つづく)