2 市民協働推進における自治会と市政協力員制度について
現総合計画で掲げた将来都市像のキーコンセプトの「自立と協働」の推進をすべく、条例を制定し推進計画が策定されてきた。市民協働推進のポイントの一つは“多様な担い手”にあると考える。しかしその多様な担い手といえども、その中でも自治会を中心とした地縁組織が核となってきた。この地縁組織に大きな変化が起こっている。
久保田区の一つの分区が解散届を出し分区が消滅した。これは市がこれまで頼りにしてきた地縁組織において大きな変化であり、市当局が最も頼りにしている市政協力員制度の根幹にもかかわる問題だと考える。
このような現状を踏まえて市の考えと方策を伺う。
袖ケ浦市は現総合計画の将来都市像を『「自立と協働のまち」人いきいき、緑さわやか、活力あふれる袖ケ浦』と定めました。
このキーコンセプトが「自立と協働」なのです。
この中の「協働のまちづくり」に関して進捗が全く持って遅いのです。
私の見解は「政策の失敗」です。計画期間10年で終盤の8年目に「袖ケ浦市みんなが輝く協働のまちづくり条例」を策定し、来年度から始まる「袖ケ浦市協働のまちづくり推進計画」を策定しました。
「袖ケ浦市協働のまちづくり推進計画」に関しては現総合計画期間を終了してからかいしです。余りにも遅い・・・
このような背景に追い打ちをかけるように、久保田の1つの分区が解散する事態となりました。市のまちづくりの背骨とも言える地縁組織が厳しい状況になっています。
このような状況でまちづくりに関する市のあり方、支援策を聞き、新たな未来を創りたいと考えています。
(つづく)