かずさ4市議会議長会の議員研修 1 | 袖ケ浦市議会議員さそう猛の袖ケ浦刷新!

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「言いっぱなし」の政治から
選挙の時に有権者と交わした約束を実行する政治を行います。

約束をし、地道に実行することが日本の政治文化を変える
ことだと信じて活動しています。

 

今日は君津市、木更津市、富津市、袖ケ浦市のいわゆる“かずさ四市”の議長会の議員研修会でした。

今年は袖ケ浦市議会議長が4市の会長と言うことで、会場が袖ケ浦市となりました。研修会後、4市の議員で懇親会が行われました。

 

講師は千葉県の部長さんが務めました。

研修課題は「これからの自治体経営」ということで、自治体予算から講習は始まりました。

率直な感想として「非常に概念的」だと感じました。

 

概念的と感じたのは、予算の概要を解説することに終始していたと感じたからです。

確かに、予算の要素を理解することは大切だと思いますが、「予算・決算額に見合う成果が出ているか」ということがもっとも大切だと考えます。

しかし、この事業評価、パフォーマンス評価に関する視点での説明がなかったことは残念でした。

 

議員の研修会に参加すると、大概「惜しい」と思うのです。

今回の研修も「研修の意図」が見えないのです。

4市の課題と言っても、通り一片の感じで、本質的な共通の課題を見つけて扱おうという姿勢が見えないのです。

 

議員の研修ってこういうことが往々にあるのです。

それは議員になって10年こんな場面の幾度となく見てきたから言えるのです。

袖ケ浦市でも議員が会費を出している議員会でも研修があります。

これは年1回講師を招いて研修をするのですが、戦略も意図も不明確です。

自分自身、議員会の役員をやった時に「予算消化の年中行事」になっていたのです。

私が役員をやってた時の議員会の会長に「講師を頼むのも業者に依頼せずにテーマを決めて直接依頼したらどうか」と提案しましたが、時の会長は「予算があるんだから別に安く上げなくてイイ」と行政の悪弊の“予算消化主義”にドップリつかっていました。

こんな姿勢だと、行政をチェックすることも出来なくなっていくのです。

 

(つづく)