HUNTER×HUNTER No.339 感想 | ばんぶーのブログ

HUNTER×HUNTER No.339 感想

【No.339 ◆静寂

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最後の、

次号より…超衝撃の、新章、開幕!!!!!!

だとか、

十二支んに下された指令の内容とは…!?

が無ければ、完全にエピローグ、エンドロールにしか見えないんですが、続くみたいですね。


編集の"煽り文のアテにならなさ"は、もう言わずもがなかもしれないが、

もしもこれ万が一、来週完結だった場合、ジャンプ編集部の電話がパンクしてまうで。


さて、今週気になったところ。

◆ジンは"外"へ行ったか否か

┗許可 手段 資格 契約とは

◆5012

◆クラピカ関連

┣鎖がない件

┗緋の眼

◆ゴトーの死

◆寄り添う帥と忍


◆ジンは"外"へ行ったか否か

"外"へ行くために必要なものは多い
出発するまでだけで最低4つある

許可、手段、資格、契約

オレはまだこの中の1つも手に入れていない


行った

先週扱った世界樹らしきものや、

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ボ怪獣は、

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実際にジンが"外"で見たもの。


ジンは行ったことがあるからこそ、"出発するまでだけで最低4つある"とわかる。

"オレはまだこの中の1つも手に入れていない"という発言は―、

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"外"の世界は点在型で、以前行った"外"とは別の場所に行くための4つをどれも持っていない、ということだろうか。


行ってない

まず、この描写。

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これは世界樹ではない。


"本当の世界樹は山脈に根付"く。

どこをどう見てもこの"世界樹らしきもの"の下に広がるのものは山脈ではない。


つまり、
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あれはくじら島のような"突起"がある島あるいは大陸にすぎない。


続いてボ怪獣。

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ゾル家のミケのように、こちらの世界には居ない生物がハンターの世界には居る。


元々、"内"に根付く生物、とも考えられるし、

"内"に蟻やら世界樹の若木のような"外来種"が居るように、これも"外来種"で処理することもできよう。


"最低4つある"というように、この4つ以上のものが必要になるかもしれない。

ただ、実際に行けたことがないから少なくとも"内"の世界の事情から、"最低4つ"と言っている。


先週の"外"の世界像は―

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まだ見ぬその世界を、遺跡等で手に入れた情報を元にジンが心に思い描いた"パラダイス"。


今週号の印象だと、どうも後者の方がしっくり部分もある。

苦しいのはやはりこれと、

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ジンが"行方不明"になった理由か。

"外"に行ってるなら、感知系能力のエリア外に出たから、で処理は容易。


伝家の宝刀抜けば解決できちゃうかもしれないが、ひとまず抜かずに一旦保留。


◇許可 手段 資格 契約とは

ジンが既に"外"に行ってるかどうか、"点在型"か否かによって大分変わりそうですね。


点在型(ジン、"外"に行ってる)

こちらのタイプの印象は―、

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スターオーシャンは惑星ストリームの生ける門に近しいかなぁ。


端的に言うと遺跡に、ワープゲートのようなものがある、ということ。

まず、ハンターの世界では―、

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ハンターライセンスを持つものでも、入国禁止の国の約10%に、さらには立入禁止地域の25%に入れない
そこに"外"と繋がる遺跡がある、と考えるならば―。


【許可】

その国や地域へ、入国許可


【手段】

入国許可を得る以前のその国もしくは地域との交渉手段


【資格】

(遺跡の)調査資格


【契約】

ゲートとの契約

ゲートとの契約がぶっ飛び過ぎてるからやや引いて調査契約かね。



密集型or点在型等 不明(ジン、"外"に行ってない)

【許可】

"常識のある大人はあえてパンドラの匣に触れまいとしている"

という言葉から、"外"へ行こうとすること自体が禁止されているのかもしれない。

だとすれば、"外"出許可


【手段】

交通手段。つまり、あの世界には"外"に行けるような飛行手段(飛行"機")がない、など。

しかし、交通手段がないのに上記"禁止"などありうるのか。


ないものを作ってしまう輩がいるだろう事を想定して、というのはあるかもしれない。

世界に念能力者がいることを考えれば、あってもおかしくはない禁止か。


【資格】

専門資格?とればいいじゃない。馬鹿じゃあないみたいだし。

トリプルのこと?ただ、それだと"ジンさんは、面倒くさがって申請しないが…"に合致しない。


それとも、地位とか身分とか、階級とか、社会的な意味合い?

交渉や、提案や主張する資格


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電脳ネットワークの極秘会員への登録は、パンドラの匣に触れまいとする大人達と同じ席につかんとする足がかりだったのかも?


【契約】

"外"を管理する組織・機構との契約

イメージとしては深海底資源と、それを巡る活動。


※深海底資源と、それを巡る活動について

簡単に言うと、海の底にはたくさんの資源があるんだけど、色んな大人の事情から"とある機構""とある契約"を結ばないと、深海底の調査・資源発掘をさせてもらえない、とかそんな感じだった希ガス。

(興味ある人は「国際法」とか「深海底」で調べてちょ。)


"外"を形式的にでも管理しているような組織・機構と【契約】を結ばないと、【許可】が出ない、とかかね。

ただ、色々想像しうる義務はたくさんあるんだが、それに対する権利が【許可】じゃあ、わざわざ【契約】【許可】に分けてるがおかしいか。


じゃあ少し考え方変えて―、

"外"を管理しているような組織・機構があり、

遥か昔は"外"の調査を行っていたが、その時の"事件"から外=パンドラの匣になり、それ以降調査は行っていない。


が、その時の法あるいは慣習が残っており、調査を行えるのはその組織・機構に所属している者のみ。

例外として、調査にあたり専門知識・技術を持つ者が同行する場合が許されている―。


とかならば、雇用契約ですかね。

その組織・機構が半ば世襲状態だったりすると、その組織・機構自体への加入も難しいだろうし。


前項目の交渉や、提案や主張する資格は、既に行われていない"外"の調査を行うよう、世界政府のような上位機関への交渉資格。


一応まとめると―、

点在型(ジン、"外"行ってる)入国許可交渉手段調査資格調査契約

点在型・密集型等不明(ジン、"外"に行ってない)"外"出許可交通手段交渉資格雇用契約


みなさんはどう考えましたかー。


◆5012

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何の数字なのだろうか。


5012=ゴレイヌ

ネテロはゴレイヌの念獣、"銀の賢人(シルバーゴレイヌ)"ということを暗に示している。

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確かに、ゴレイヌ、ホワイト&ブラック、ネテロ、それぞれの画像を重ねて見ると―、

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完全に一致する件。


5012=部屋の番号

仮に―、

・5012=50階の12号室

・会長になった者には専用の部屋が与えられ、その部屋は死亡or会長退任後も保持される

 or

 50階にある会長執務室は、会長の"代"が変わるごとに―部屋自体は同じだが―部屋番号が変わる

・ネテロ=第12代会長=部屋番号12

―のような設定があったとすれば、ノヴとモラウが飲んでいる部屋の番号が5012、というのも理解できなくはない。


5012=ネテロの生まれた年 & その年のワイン

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作中の年は―矛盾するが―1999or2000年とある。

しかし現実世界でも複数あるように、あちらの世界の暦がひとつとも限らない。

ある暦では現在5132年で、ネテロが生まれた年(5012年)のワインを買った、という意味(※ネテロ=120歳とした場合)



まぁ、順当に考えればゴレイヌだよね、うん。

◆クラピカ関連
正式な登場は9年振り?となるクラピカさん。お久しぶりです。


◇鎖がない件

復讐なんていう虚しいことやめたのかね。ただ、

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能力の中には手元から離さないことを条件にしているものはあるにはあるが―、
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具現解除できないわけでもないから、蜘蛛への復讐をやめた云々とは直結させることはできないかも。


◇緋の眼

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今週の1カットだけだと、どうとでも採れるのだが、

仲間の眼が並んでいる台座(?)に奥行きがあることを考えると、後ろにもズラーっと並んでいるのかもしれない。

(蓋の形状がイマイチわからないため、それを以って奥にある/ないも言い難いかも)

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だとすると、現存する36対全て回収済もしくは目前のところにおり("36対"が全てとも限らないが)

"蜘蛛への復讐をすべきが否か"で葛藤中、といったところか。


ズリセンからの電話に出ない理由も、心が揺らいで誤った判断をしないように、だろうか。

ズリセン含め、全く出る気がないならば、ハナから携帯の電源を落としてしまったり、番号代えたりと色々できるだろうに、それをしないのはそれだけ迷っている―という事なのか。


◆ゴトーの死

アマネ「(キルア様には伝えなくていいの?)

カナリア「バツ(ダメ 言えないわ)


(二人、後ろからの気配に振り返る)


アマネ「!!!」


(ゴトーの姿にアマネは驚愕。カナリアは平然としている。)


アマネ「!? !?(墓とゴトーを交互に指さし)(えっ!?なんでゴトーが居るの!?お墓の中にいるのはっ!?)


少しずつ変化を解く凶狸狐(息子)


アマネ「(得心いったような表情)」

カナリア「(キルア様とアルカ様には内緒ね?)


凶狸狐(息子)「(アマネに自己紹介)」

カナリア「(ゴトーの墓にバイバイorまたね)」


―という流れだろうか。

まぁ…一時しのぎなのだろうけど、なんだかなぁ。

稀に見る無駄死にでしたなぁ。


人の生と死に意味はあるのか、と考えて見るとひょっとすると意味はないのかもしれないが、

"フィクション"の漫画だとそこに何かしらの"意味"は求めてしまうわな。


◆寄り添う帥と忍

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思えば、孤孤狸固に活路を見出したのは忍の駒。

"孤独"な帥に意味をもたらしたのも、忍。


それなら…、本当に狐狐狸固に活路を見出したように、帥にも活路を見出してほしかったなぁ。

それが無理なのはわかっているんだけども。


蛇足だろうが、いくつか気になった点。


◎何故、王放置?

ネテロが薔薇を用いたことは当然把握しているだろう。

薔薇のしくみがいまいちわからないが、第2の薔薇となり毒を放出する―ということの印象として苗床に応じて撒き散らす時間は変わりそうな予感はある(=王の場合は長期?)


ただ、毒が接触感染だろうが空気感染だろうが、回収と保管のやりようはいくらでもあるわけで"お人形"として欲しがるような人とかいないのだろうか。


NGLのように協会の庭化してるなら、まだわからなくもないが、

東ゴルドーは、ミテネ連邦の残る3国が共同管理しているような状態で―財産頂いた後の城になんて同3国は興味もないないだろうから―部外者は侵入も容易なのではなかろうか。あぶなくねーかい。


◎握っている手

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"最期"のコマは、コムギの右手と王の右手。

今回のコマは、コムギの右手(左手?)と王の左手。


毒化が進み、吐血が激しくなり痛み(?)でのたうちまわりながらも、最期まで王との"約束"を果たそうとしたのか。…ちょっと想像すべきではなかったね。


◎手の色

当然、カラーじゃないから正確な色はわからないんだけども。


コムギ=変色している

王=変化なし?


コムギの場合。

まず色に関しては―

・ミイラ化

・毒化の進行による変色


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(※毒化による変色があると、明言はされていない)

だろう。


コムギの手のしぼみに関しては―、

・ミイラ化

・毒の放出が苗床の栄養を元に行っているならば、苗床が枯れている描写


さて、肝心の王。変色等見られないね。


上記解釈に沿うならば、

・蟻自体が腐敗しにくい?

・人が死んでも髭や髪や爪が伸びるように、"王"自身は死んでいるが―内包するエネルギー量が凄まじい故に―"体"がまだ死んでいない?

・毒化の栄養による枯渇も、使い尽くせない程の栄養は残っている故?


…ふと、思い出したんですがこうゆう動物、実際にいるらしいんですよねぇ。

ナショジオか何かで見たんだと思うんですが、イタチか何かが毒ヘビ食べて毒にあたって、次第に体がしびれていって体動かなくなっちゃうんですが、しばらくするとまた動き出すっていうの知ってる人いません?

(知ってる人教えてちょ。たぶん2月後半~3月の間にナショジオワイルドでやってたんだと思う)


「4-7-1帥」がここで来るのかねぇ。

…そうだとしても、嬉しいような、嬉しくないような。



そんな感じで今週以上。

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