HUNTER×HUNTER No.338 感想 | ばんぶーのブログ

HUNTER×HUNTER No.338 感想

【No.338 ◆樹上

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絵、大分立て直しましたね。

前回とは違い、今回はアシスタントさんも入ってる様子。

つまり先週は…インフルで全滅…だったのかな(苦笑)?


―それにしても微妙なところ。

今週の新展開はこれからもH×Hが続くような、そんな希望に満ち溢れるな雰囲気があるが…、あれだけの大風呂敷を冨樫が畳めるのか、畳むのか。


幽白の終盤は編集部との確執やら何やらがあったらしいので、確かに一概には比較できない部分もあろうが、残念ながら"大風呂敷"に関して冨樫への信用度は高くはない(個人的に)。


そのため「終わるんじゃねーの」という気持ちも否めない。あるいは、一歩引いて「1部完」。


それも、ジョジョのような「1部完(続編あり)」ではなく、スラムダンク的な「1部完(続編なし)」

まぁ、現段階で終わる、終わらないなんて答えが出るハズもなく不毛なので待つしかないんですが―、"覚悟"は必要かもしれませんね。



さて、今週気になるところ。

◆世界の"外側"

┣何故イルミは蟻が外来種であることを知っているのか

┗蟻の女王について

(◆BLUE DEEPより)


◆世界の"外側"

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"「この世界」はとてつもなく大きな世界のほんの一部"


たしかに―
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"外来種対策の重要性説く"だとか、


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"外来種のアリと戦って"

という―気になりつつもスルーした―表現はありましたな。


"お前や会長が戦った蟻『も』外側から来た外来種"

や、

"ある時代のある地域の選ばれた人間は「あっち」に行って来た記録を遺物に遺している"

から世界樹の若木も含め、「あっち」に行って戻って来た者が意識的に持ちこんだか、無意識的に持ちこんだ種が「こちらの世界」にもある(いる)、ということなのだろう。


さて、過去の世界樹らしき描写や、

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ボ怪獣やその周囲の様子から察するに、

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ジンは既に「外側の世界」に行き、
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本物の世界樹を目にしているのだろう。


しかし、まだ見ぬ「あっち」が、遺物に遺された記録から他にもあるにも関わらず、何故にジンは「こっち」にいるのか。


今のところ描かれているジンの性格からみるに、まだ見ぬ「あっち」がたくさんあったら行きっぱなしのように思われる(休みのためにわざわざこちらに戻ってくるように思えない)


すると、

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これはこちらの世界の小ささと、あちらの世界を遺物の記録から凝縮したイメージ図に過ぎず、「外側の世界」は、

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某・グルメ界のように、内側の世界を包んでいるようなものではないのかもしれない。


つまり、あちらは世界の外側に点在していて―、

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ジンはそのうちの1つ、世界樹がある場所を見つけ出しただけに過ぎない、ということなのだろうか。


一応それならば、ジンがこちらに戻ってくる理由もわからなくもない(遺物から次のあちらを探すヒントを得るため)



まぁ、当然詳しいところはあまりに情報が少ないため妄想が広がる一方なのですが…、いいですねぇ、こうゆう感じ。


当初は無限の広がりを持っていたハンターの世界も、実はこちらの世界と大差なく、一部の権力者達によって歪に廻っていた。


特別な存在と思われたハンターも、いざ蓋を開けて見れば大したものでもないかもしれず、


無限の可能性を持っているかに思われた念も―、

恐らくそれを極めたとも評し得る念使いが、生まれたばかりの蟻の王に手も足も出ず敗れ、

しかしその一方でそんな王も人間の悪意の前では無残に散る。


そんな、だんだんと狭まっていくこの世界に示された「外側の世界」

なんかwktkしますねぇ。


が、前述の通り、冨樫の大風呂敷はそこまで信用していないので、一応おわるかもしれない覚悟はもっておこうと思う。続くといいけど…ねぇ。


ふと思ったんですが、特質系能力者「外側の世界」からやって来た者の血筋とかで解釈してみると、以外と何か出てくるかもしれませんね。



さて、世界の"外側"に関連して疑問が2つ。

・何故イルミは蟻が外来種であることを知っているのか

・蟻の女王について


◇何故イルミは蟻が外来種であることを知っているのか

・ゼノorシルバ経由で知る

・ニュースで知る


ゼノorシルバ経由で知る

実際に現地に行ったゼノ(orシルバ)経由で聞いている?


ゼノ「ありゃ…外来種じゃろうな…」


などと言ってるのを直接聞いた

or

針が抜かれたの報告をゼノorシルバから聞き、その過程でキルアが外来種の蟻と戦っている事を聞いた、とかならばまぁ、わからなくもない。


ニュースで知る

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イルミ曰く、"いろいろなニュース"があった模様。

ある1つのニュースでは、蟻のことを「UMA(未確認生物)」と表現していたが、これが「第一種隔離生物」のように変わったならば?


つまり、

"動物園のライオンが豹の檻から出られなくなった"

ではないが、「第一種隔離生物=外来種の隠語」だったりと、何かニュースを使って"一部の者"にはわかるように伝えられていたならば―、ニュースで知ったなんていうのも筋は通るかもしれない。


個人的には後者が好みだが、実際のところは不明。


◇蟻の女王について
キメラアント自体が外来種で、それは一部の者には認知されているが、

世界樹がこちらの世界では大して育たなかったようにキメラアントもこちらの世界では育たず、

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こちらでのキメラアントは女王蟻で10cm程度、ということだろう。


さて、それでは今回の女王蟻はどこから来たのか。

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→内から →外から


内から
No.319感想分 でも触れたので重複するが―、

1:元々のキメラアントは女王蟻で10cm程度。※今回の女王は2m以上か(キルア談)

2:女王自身の形態、知能などから人間との摂食配合によって誕生している可能性大

3:1・2から数世代以上を重ねている可能性大

4:キメラアントの女王が数世代以上繁殖したにも関わらず、生態系の乱れが表立たなかった

5:1~4から、それなり金銭と規模をもつ組織的な背景が想像しうる


何者かがキメラアントを使った計画を企てるも、何らかの原因により女王に逃げられた、ということ。


外から

(イメージ図)
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過酷な生存競争に負けた(?)女王が"外"から逃げてきた、ということ。

・外の世界にも現に人がいて、それを数世代前の親が喰っていた?

・遥か昔に、内から外に向かった者を食したキメラアントを祖先に持つ?

・女王はヒトの血が入っているかもしれないと言ったが、実際にはヒトの血は入っておらず、ヒトと近しい知的生命体の血が入っている?


女王が泳いできたのか、波に流されてきたのかはわからないが、潮の流れやらで辿りつけるレベルならば、わざわざ遺跡発掘などせずとも、ジンは発見できるのではなかろうか。


強いて言うなら―、
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"外"への出入りが特殊な"ゲート"でしかできず、

何らかの原因で女王が"外"からゲートで飛ばされ、ミテネ連邦付近の海へ飛ばされた、とかだろうか。


さらに、「世界の"外側"」と称されるそれが、異なった時間軸、空間軸にあるとかならば、

何らかの方法を使って行っている、ハンターの生存確認の網目からジンが抜け出て"行方不明"になるのも処理できるかもしれない。


…まぁ、時間軸・空間軸云々は抜きにしても、現段階では情報が少なく何とも言えず。

外から、とするにはもう少しの情報が欲しいかなぁ。


よって消極的な理由から、現時点では内から、と捉える。


◆BLUE DEEPより
ONE PIECEのファンブック、BLUE DEEPより出張。


Q:ジャンプを読む時の、順番は決まっていますか?

A(尾田):最近ジャンプはあまり読まなくなりました すみません


深いねぇ~。小一時間色々考えちゃうねぇ~。


そんな感じで今週以上。

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