HUNTER×HUNTER No.328 感想 | ばんぶーのブログ

HUNTER×HUNTER No.328 感想

【No.328 ◆手配

とりあえず冨樫自身が楽しんでるのがわかった回。


しかし、ツボネがああなる必要はあったのか…?

自分が乗れる「具現化物」の方が色々勝手が良さそうだが、一執事としては"将の馬"になれる方が嬉しいのだろうか。


ただ、シルバが跨る時だけ前面にある顔がイスのところに現われるんですよね?わかりry)


今週気になったところ

◆何故キルアは知っている(part3)

┗操作系能力の無主物先占の法理

◆"変形"の能力について

┗"変形"は何系の能力?

(◆死臭)


◆何故キルアは知っている(part3)

『何故キルアは知っている』シリーズの第3弾、『針人間』 Now on sale.


今回の『針人間』にしても、『アルカの能力』にしても、その時は"念"とはわからなくても、性質上"可視"のものだから非能力者であっても、認識する事は可能ではある。


ただ、『龍星群(ドラゴンダイヴ)』を知っている理由を考えると、「念習得は天空闘技場より前」と考える方がしっくりくるところも多い。


が、まだ龍星群(ドラゴンダイヴ)の方にはまだ逃げ道があり、『針人間』が非能力者でも理解できうる能力であることを考えると、「念の習得は天空闘技場より前」と断定はできないかも。


◇操作系能力の無主物先占の法理

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どうしても気になるキルアのアルカへの想い。


「キルア━(ハート)━アルカ」


シルバ・キキョウ間と同じ記号ですからなぁ。

「夫婦愛」、「家族愛」、「友愛」、「兄弟愛」など、愛には色々な形がありますから―、

「シルバ━(夫婦愛)━キキョウ」

「キルア━(兄"妹"愛)━アルカ」

という意味合いなのかもしれない。


そのように採れば、言ってみれば

"なんたってキルアはあのイルミの弟である"

で処理できるかもしれない。


しかし『飛影はそんなこと言わない』じゃあないが、どうも私の知っているキルアさんの印象とは大分離れるため―、

キルア、アルカに操られてね(記憶いじられてね)?

と思う節もある。


しかし、無主物先占の法理

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(主人となる能力者がいない、物(人含む)は操作できるが、すでに主人となる能力者が居た場合は操作できない。

つまり早い者勝ち)

からすると、イルミの針で操られていた(記憶をいじられていた)時点で、アルカによる記憶操作はないとも言えてしまう。


ただ、以前挙げた、

完全操作VS部分操作

内圧操作VS外圧操作

あるいは、根本的操作箇所の相違による『同時操作の可能性』もありうる―のかも?


キルアがアルカに操作されてる、ならばカルトの取り戻したい兄は「キルア」になりうる。

カルトのアルカへの嫉妬も、キルア視点では確かにそう見えるかもしれない。


あるいは、記憶の改ざん(書き変え)ならば"操作状態"とは言えない?

イルミの針によって、改ざんの大元である"アルカ関連"の記憶を消されていれば、これまで正常(?)だった理由にもなるのかも。


という、キルアちょっと気持ち悪いな、から始まっている妄想のお話。


◆"変形"の能力について

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今週の本題。

完全に想像の外にあった今週のツボネ。

TV見て、バルス、バルスやってる場合じゃなかった。


さて、変化(へんげ)・変形・変身・変態など、表現には幅があるのだろうが、ひとまず"変形"と呼ぶ。

そして、その枠に収まる"変形"を用いるキャラクターは作中に多数登場している。


<人外>

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凶狸狐(魔獣) … 系統不明

イカルゴ(蟻) … 操作or特質系

ザザン(蟻) … 『審美的転生注射』は恐らく操作系or特質系(自身の系統は、"雄化(?)"の前後で変わっているのかも)

ユピー(魔獣+蟻) … 恐らく強化系

プフ(蟻) … 恐らく操作系

メルエム(蟻) … 恐らく特質系


<人>

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イルミ … 恐らく操作系

ゲル … 『巳』から想像される性格的に具現or操作?(無根拠)

ツボネ … 見た目から=上寄り(放出変化)。が、ガタイのいい美術部員もいるわけで―不明


◎気になるところ
・ユピーの変形=魔獣の特性?

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本誌、No.295のカラー(扉絵)裏の『バトル能力大図解』より。

「ここに書いてるからそうなのだ」とは当然思わないが、一応そうゆう説明もあったよ、という事。


ただ推測として「ユピーの変形は魔獣という生物の特性である」と考えることは十分ありだろう。

ユピーをそう解釈すると、凶狸狐とメルエムもそこに落ち着くだろう。

(もちろん元々―ユピーに使われた魔獣と同種のもの、あるいは同一のものが―メルエムに組み込まれていたのか、

ユピーを喰らったことで生物的特徴を取り込んだのかはわからないが。)


・ゲルの"変形"

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No.319でこれをスルーした理由として―、
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ゲルの左腕(手)の状態がわからんことにある。

左から2番目のゲルの袖(服)が間違っていることはスルーするとして、左手の様子を明確に見せてくれてないんですよね。初登場時(一番左)が一番それらしく描かれており、どうも左手の様子がおかしい。


①パペット(蛇の人形)を手にハメている

この場合だと、「肉体と服や人形を取りこんでの変形」ということでツボネのソレに近しい。


②肘から下を切り落として、蛇を接合している

この場合だと、『強・操』の能力として採りうる。


◇"変形"は何系の能力?
魔獣の特性等ではなく念能力として考えた場合、どの系統に属するのか。

→A1:特質系 →A2:操作系 →A3:変化系


→A1:特質系
飲み屋に入って、とりあえず頼む「生ビール」。

それに近しい、『何か良くわからんし特質系じゃね?』というやっつけ。


→A2:操作系

肉体にはルールがある。

関節で考えると、例えば、ある関節は「+90度」の範囲内でしか曲がらない。


そこに操作系の能力として、「-90~+90度曲がる」という新しいルールを付与した場合。

「-90度曲がる」とルールを創っても、元々そうゆう肉体構造をしていないのだから意味がない。

しかし、「ルールを付与」あるいは「ルールを創」り、"それを相手に強いる"ということの意味を考えれば、そのルールに則した強制力が相手にはかかっているのかもしれない。


つまり、-90度曲がるように関節構造の"変形"が起こせるのでは?ということ(肉体構造の操作?)。

少なくとも、イルミ自身の念系統や針を用いることから鑑みるに、変形には操作系が関わっているというのは採り易い。


そして、それだけではつまらないのでちょっと冒険。それが次。


→A3:変化系

水見式を思い出してみる。

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水の量が変わる=±強化

葉が動く=物質操作

不純物出現=物質の創出

その他の変化=さすが特質さんやで

水の色が変わる=オーラの色がつく(?)

水の味が変わる=性質変化?


これまで変化系の能力は"オーラの"形状変化や、性質変化を挙げていた。

ただ、水見式で示されたように変化系の発が"物質にも"作用するならば、物質の形状変化や性質変化もできるのではないか、ということ。


ツボネのバイクへの"変形"は、具現化物に近しい印象を受ける=系統的に具現の近く?

そして、ユピーの戦い方。とりあえず"変形"を変化系と考えると―、

肉体強化+オ●ニービックバン(強化)サイコガン(放出)戦況に合わせた"変形"(変化)

非常に強化系能力者としてバランスが良い。


オーラの形状に変化についてだが、No.325(レオリオの能力披露の回) での読み方と同様に、

・凝の応用として「象(しょう)」のような技術がある≠変化系能力

・変化系能力に「形状変化」があり、そちらの方がより精緻なオーラの形状変化が可能

=変化系修行レベル1の「形状変化」は、強化系修行レベル1の「石割り」と同じく「変化をもたらす」意識作り

としておく。


そんな感じで現時点での印象として、

各々が"変形"に用いた能力の主たる系統としては―、

操作:プフ、イルミ

変化:凶狸狐、イカルゴ、ユピー、メルエム、ゲル、ツボネ

特質:ザザン

ですかねぇ。


ザザンを特質としている理由としては、摂食配合に関わるものを特質に置いているため。

・王の"獲物のオーラを~自分のものにできる"能力…女王の摂食配合の王版?

・ヒナの除念…"他者の念(具現物限定?)"を喰らって、産みなおす?

・ザザンの「審美的転生注射」…摂食配合の体外受精のようなもの?


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◇12/13 追記
改めて検討してみたところ、正直イルミの“変形”も「変化系」の方がしっくりくるかもしれない。


イルミがヒソカに化けていた時のことですが―、
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大丈夫かな――

針なしで顔変えると4・5時間で元に戻っちゃうからな――――――


とのこと。

他人を針なしで強制的に変形させるのはキツイ

ならまだわかるんですが、自身の変形ですからねぇ。


つまり「"変形"≠操作系」で、上述の変化系で全部処理できちゃうんじゃねーの説。


―とか思ったが、やっぱり微妙だなぁ(笑)

操作系能力者の多くはその愛用品を依り代に力を発揮する。

その寄り代なくして行うのだから、効果(威力・精度?)に難が出ても何らおかしくはないわけで。


操作ではない、と否定するには決定力に欠けるねぇ。


追記ついでに。

プフを恐らく操作系能力者としたが―、

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パームを蟻化させた能力も摂食配合の一種と言わざるを得ないだろうから、私の分類だとプフも特質系になっちゃうね。

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まぁ、そうゆう"血統"が蟻にあるから、と言ってしまえば楽なのだけども。


◆ボク人見知りなんだけど

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"ネタ"とも採れる一方で、何気にヒソカの本質なのかもね。

(抱き合う代わりになんとやら)

まぁ、それだけなんだけども。

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◆死臭
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やはり!! 「十ヶ条の四」は根本的に間違っていた!!

こんな輩が現れてからでは遅いのだ!!

協会員全ての名誉が汚される!!


試験をもっと厳正にすべきなのですよ!

入れる時点で正しくふるいにかければこんな問題は生じない!!


来ましたね…

脱会長派と呼ばれた我々三人が協会を牽引する時が…!!


においますな。



今週以上。ねむい…

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