子ども教室発表会♪ | ささのブログ

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ニューヨーク行きのANAの機内で書いている(投稿はホテルについてからだが)。高所&閉所恐怖症のため、飛行機は何度乗っても慣れない。が、今回、スカイシネマで「ゼロ・グラビティ」を見たら、この宇宙飛行士よりもエコノミーに座っている方が1000倍マシだと思った。飛行機の中で流していい映画かどうか微妙なところだが、狭いエコノミーでもありがたいと思ったのは予期せぬ効果だ♪


この「ゼロ・グラビティ」、凄い。どうやって撮影したのか、皆目見当がつかない。宇宙空間で撮っているわけはないのに、どうしたら物や宇宙飛行士が空中を漂っている映像が取れるのだろう。従来のワイヤーアクションではない、新たな次元の特撮だ。もう、映画では素人には完全に虚構と現実の境い目がつかなくなっている。



子ども雅楽教室の発表が昨日終わった。毎年3月に、区の財団が主催する教室(日本舞踊・落語・活動弁士・雅楽)の合同発表会が行われている。雅楽は今年度、新人が1人入ったが、3人やめて、1人が直前になって出られなくなったので、昨年よりも3人少ない。毎年、多少のメンバーが入れ替わるのは、教室のマンネリ化防止としては悪いことではない。子ども教室は今年で丸9年だが、発表会をやるようになってからは6~7年目だ。


2年、3年と続けていれば翌年度の新たな目標も立てやすいし、全体のレベル設定もしやすい。上手く回ればだんだん楽になる、それが継続した教室の強みだ。さて、今年も昨年につづき、3種類の打楽器が入る。打楽器の演奏、昨年はギリギリ間に合ったが、今年は1年を通じてコンスタンツに打楽器を練習してきたので、かなり上手になった。一つの楽器で終わらないところが雅楽の魅力でもある。


リハーサル、多少の段取り上の混乱はあったが、演奏は安定している。どこかが崩れても、すぐに次の小節で修正できるようになった。これは、常に周りの音を聴いている証拠で、アンサンブル力が数段上がったということだ。


さて、本番。色とりどりの装束を着た子どもたちが凛として並んで座る。ほとんどの子どもが2回目以上の出演なので、座る姿も堂々としている。幕が上がると、客席から「おぉ!」という歓声があがるのは、雅楽教室だけの特徴。入念に段取りの練習をしたので、お辞儀も揃っているし、前半と後半の移動もスムーズ。


昨年と同じく、前半と後半で打楽器の担当を替えた。なるべく多くの子どもが目立つようにという配慮と、いろいろな楽器に取り組んで欲しいという希望を合わせるとこうなる。なので、今年もほとんどの子どもが何かしらのソロ担当を受け持った。ちょっとしたきっかけを出す役でも、やってみるとびっくりするほど緊張するものだ。



全5曲、約20分の舞台は無事終了。お世辞ではない大きな拍手に包まれた子どもたちは誇らしげに見えた。片付けも、毎年お手伝いいただいているお母さん方のおかげであっという間に終了。子ども教室はまだまだ上に行けることを確信した1日だった。少なくとも、打楽器に関しては、私が教えているほかのどの教室よりも上手い。大人の教室の生徒さんも、頑張りましょうね~♪ と書いていたら、フライトも残り4時間。もうすぐニューヨークだ。