こんにちは。
佐々木です。
前回は、
自店が提供しているメニューは、
お客様が写メをパシャパシャ撮ったり、SNSにアップしたくなる程のものか?
という話をしました。
今回も、もうちょっとそのことについてお話しいたします。
個人飲食店で提供している料理は、ただ“美味しい!”だけではダメなんです。
飲食店が【おいしい店の順】に繁盛するならいいんです。
味にこだわり、素材にこだわれば。
でもそうじゃないでしょ?
あなたのお店が、単に食べ物を食べる場所といっしょに提供しているだけのお店であれば、何も言いません。
でも、ちゃんと雰囲気も込みで美味しい料理を、楽しくゆっくりと過ごしていただこうという店であるなら、
ホームページや食べログ、広告、チラシ、店前看板で見かけて興味を持ち、
入店し、メニューブックを読んで「どれにしようかな☆」と迷いながら「じゃあ、コレ!」と決め、ワクワクしながらオーダーした料理が来るのを待って、運ばれてきた料理の器や盛りつけなどを見てさらにワクワクしながら食べる。
店内の雰囲気も良く、友人との会話も弾み、料理もおいしく、
お会計の際の店員さんの感じも良かった。
そして、気持ちよくお店を後にした。
。。。ここまで含めて“飲食店”でしょ?
料理と言うのはその一連の流れの中の、ほんの一部にすぎないんです。
味だけで評価してほしいんだったら、出前だけやっていればいいんです。
テイクアウト専門店でもいいわけです。
それなら味だけで勝負できますし。
でもそうじゃなく、“箱”込みで料理屋をやるのであれば、
料理だけでなく、お客様がしゃべりたくなる“何か”を工夫していますか?
そういったものもないのに集客できませんと言われても、当たり前です。
いかに「美味しいか」ではなく、
ありとあらゆる工夫をして
「美味しそうに思えるか?」
「良さそうに見えるか?」
を演出する。
またネーミングも大事ですよ。
多くのメニューは、
「美味しくなさそうに感じたから」オーダーされなかったんです。
多くの店は、
「良さそうに思えなかったから」選ばれなかったんです。
要は、「他店より良さそう!」と思わせたら、勝ち。
「たぶんコッチの店の方が良さそう!」と思わせたら勝ちなんです。
「良さそう!」
に思えることを、徹底的に考えましょう!
それでは今回はここまで。