中山です。

 

産業カウンセラー試験のベースになるのは「倫理綱領」といっても過言ではありません。

 

学科試験対策として、倫理綱領をまずは見直してください。

 

今一度、倫理綱領を読み直すことで、今まで学んだことが整理され、本当に大事なことが書いてと気づくことでしょう。

 

まずは第1条から第3条です。

 

第1条(使命)
1産業カウンセラーは、人間尊重を基本理念として個人の尊厳と人格を最大限に尊重し、深い信頼関係を築いて勤労者に役立つことを使命とする。
2産業カウンセラーは社会現象や個人の問題はすべて心のありようにより解決できるという立場をとらず、勤労者の問題は勤労者をとりまく社会環境の在り方と関連していると捉える。
3産業カウンセラーは、産業の場での相談、教育および調査などにわたる専門的な技能をもって勤労者の上質な職業人生(QWL)の実現を援助し、産業社会の発展に寄与する。

 

 

第2条(定義)
この綱領でいう産業カウンセラーとは、呼称にかかわらず、社団法人日本産業カウンセラー協会が認定した資格者(キャリア・コンサルタント資格者を含む)をいう。

 

第3条(責任)
1産業カウンセラーは社会的に期待される、働く人へ援助専門家として社会的識見とカウンセリング等の専門的技能を保持し、併せて人格の養成に努める。
2産業カウンセラーは援助的専門家であることを自覚し、健全なる精神を保持して日常の行動に慎みをもってあたるよう努める。
3産業カウンセラーは、いかなる厳しい問題に直面しても、自己の健全な心の状態を維持できるよう訓練しておかなければならない。
4自己の身体、精神あるいは情緒等の損傷によって援助専門家として健全性を欠き他者を毀損する恐れがある場合は、その仕事の一部あるいは全部について差し控える。
5産業カウンセラーがマスメディアに対して意見を発表する場合は、個人的意見であることを明示し、組織としての考え、意見、見解は差し控える。

 

続きは、テキストで第4条からをしっかり読んでくださいね。

 

 

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