今日は仕事で下関に行きました。
その帰り道、僕は東行庵で休憩をしました。
お店のおばさん、いや、おねえさん、(いや、それはちょっと褒め過ぎか!)
おかあさん、そうですな。おかあさんにたずねました。
「今日は平日なのに、いつもより おいー(多い)ね。」
「そうじゃろ?龍馬いね・・・。龍馬伝で高杉さんが亡くなっちゃったじゃろ?
あれから おいー(多い)んよ。」
「ほ~、それかね。それでかね。」
どうやら龍馬伝、伊勢谷効果のようであります。
そして僕は、お店でアイスクリームを食べた後、
東行先生のお墓にお参りしました。
すると・・・、
おっと~!いつもより多くのお酒が~!(ワインまである~!!)
「高杉先生、東行先生!」
「お~、お前かぁ、よう来る若い衆じゃったのう。何かあ。」
「いや~、今日は酒がえっと(沢山)あってええですねえ。」
「おお、これかあ・・・。最近、酒を持って来る人が、急に増えてのう、
わしもやれいーや。のう、侠さん。」
「それですいの。わしゃあ、高杉さんがうらやましいですいの。
じゃが まあ、わしも、高杉さんのおこぼれを頂戴できるけえ、
有難いんじゃがのう(笑)」
「ははは・・・、まあ、わしも酒は好きじゃが、侠さん程じゃあないけえのう(笑)
侠さんは、いつが素面かわからんけえのう(笑)」
「はっ、はっ、はっ・・・。高杉さん、そりゃああんまりですいの(笑)
ところで、若い衆、お前も一杯やれいや。」
「有難うあります。それですが先輩。僕は車ですけえ、お気持ちだけ頂戴します。
どうも有難うあります!(山笑、深々と礼)」←台本ですかっ!
「車?お前 さみしい事を言うのう・・・。まあ 最近は仕方がないいのう・・・。
酒を飲んだらムリじゃいのう・・・。そういやあ高杉さん。昔、長州にも、
酒を飲んじゃあ トラブルばっかり起こすオッサンがおりましたいのう(笑)」
「そういやあおったいのう(笑)まあ、誰たあ言わんが Sさいーのう(Sさんよのう)(笑)」
「それそれ、Sさん(笑) あれにゃあ、やれだったですいのう(笑)」
「それいの(笑) 飲んじゃあ、馬に乗って来よったいのう。」
「それも はあ、べろんべろんじゃけえねえ(笑)」
「それいの(笑)」
「あーっ はっ はっ はっ・・・。(二人、大笑い)」
とても楽しそうな、東行先生と侠平兄貴のお二人でした。
僕は、もうちょとゆっくりしたかったのですが、
仕事中ですので、そろそろ失礼する事にしました。
「それでは ぼちぼち ご無礼します。」
「おう、若い衆。お前、はあ帰るかあ。まあ、また来いよ・・・。」
「はあ、有難うあります・・・。」
もみじが色づき始めた東行庵を、
僕は後にしました。